2015/12/17━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第695号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
「melma!」でメルマガをお読みいただいている皆さ〜ん。
先週の金曜日に配信したはずのメルマガでしたが、届いていないという
声をチラホラといただいていたようです。私はしばらく出張中だったの
で全くわからなかったのですが、今日もそういう話を聞いたので、調べ
てみたところ、先週金曜日に配信予約が完了していなかったことが判明
しました。
本当にごめんなさ〜い。
「まぐまぐ」でお読みいただいている皆さんには、既にこの号のメルマ
ガが届いていたのですが、急遽、先週金曜日に配信したメルマガを今か
らお送りします。
明日は、また金曜日なので新たなメルマガ書きますが、今の号を読まな
ければ、話が繋がらないので…。
そんな訳で冒頭は、全くタイムリーではなく随分とピントがぼけた感じ
の書き出しになっていますが、先週金曜日に配信したものをそのまま
お送りいたします。
ここからがTEN's magazine 第695号本文です!
↓
東京は、今朝方まで大荒れのお天気でしたが、嵐が過ぎ去ったあとは、
まさに小春日和。ポカポカの陽気です。
皆様がお住まいの地域は、どのような天候ですか?
さて、皆様ご存知の通り、私は先月後半から10日近くホピの大地に行
っておりました。ホピと縁ができてから20年近く。これまで何度現地
へ通っているかは、もうよくわかりません。ただ、少なくとも、昨年春
お店を開いてからというもの、その頻度は尋常ではありません。
一年半で6度もホピの大地へ通っているのかと思うと我ながら驚きです。
それだけ今、ホピのカチーナやホピジュエリーが日本の多くの皆様のも
とに旅立っているということを思うと、本当に感慨深いものがあります。
そして、私自身もホピの人々との関わりも少しずつ変わってきています。
かつては、特定の数人との付き合いでしたが、今は友人も増え、その友
人から、更に友人や親族を紹介してもらい、どんどん友人知人が増えて
います。
でも、出会いがあれば別れもあり…
今回、ホピの地で、長年お世話になっていたマーティン長老が天に召さ
れていたことを知りました。かつてお元気だった頃、マーティン長老か
ら沢山、大切なことを教えていただきました。
晩年はホピの地から離れ、しばらく老人病院に入院されており、少しず
つ今生の記憶が薄らいでいかれてしまっていました。それでも、お見舞
いに行くと、いつもややしばらくすると私のことを思い出してくださり
「お前はAyaだね。お前はHopiだよ」と何度も言ってくれました。今も
その声が耳に残っています。
機会がきた時には、いつか私が出会ってきているホピの人々のことを書
き残せればと思っています。
でも、今はホピに関しては、日本人に少しでも平和の民である彼等のア
ート文化とスピリットを知ってもらうことが、私やスタッフたちの使命
なのだと思います。
今年は、東京のみならず、北海道や大阪などでも講演会と出張ショップ
を開催することが出来ました。来年は、もう少し様々な地域でも講演会
や出張ホピショップが開催できればと思います。
もしも、自分の地域でも開催できないかな…などと考えていただける方
がありましたら、お気軽にメールなどでメッセージをお寄せください。
さて、講演会などではありませんが来週末の19日(土)20日(日)
3年連続となる、下北沢でのホピ&TENのクリスマスショップが限定
2日間ですがOPEN!となります!!
クリスマスプレゼントにピッタリな可愛らしい小物やお洒落な品々、ま
た、自分へのご褒美に選びたいホピジュエリーなど、厳選した商品を沢
山お持ちしますよ〜!冬のあったがグッズもご用意しています。
勿論、カチーナも数体連れて参ります。
どうぞお気軽に遊びにいらしてくださいね〜。皆様のお越しをお待ちい
たしております。
そしてそして〜…
ジャジャーン!!!今日は、新春ツアーのお知らせがありま〜す!
数年ぶりとなる大人のお年玉旅。題して『極上 富士三昧の旅』
〜ダイヤモンド富士と冬花火に彩られた富士、そして露天風呂から紅富
士を楽しむ、究極の贅沢旅〜です!
来年2016年は申年。富士山は庚申年に一晩で湧き出たという伝説があり
申年に富士山に登拝すると、普段の何倍もご利益が得られるといわれて
います。来年夏の登拝は、また追々お知らせいたしますが、年の初めぐ
らい、ただただ贅沢に富士の御姿を眺めていたい…。
そんな貴方のために、極上の富士山ツアーを企画しました〜。
まずは、この時期ならではの絶景富士を楽しんでいただこうと、ダイヤ
モンド富士、冬の花火大会越しに見る富士、そして早朝の紅色に染まる
富士を贅沢に楽しむプランを考えました。また、1900年の歴史を刻む富
士御宮の要「北口本宮浅間神社」と富士山最古の御宮「御室浅間神社」
の両参拝や、富士山二合目で採れた竹を使った篭編み体験、などなど…。
文字通り、本当に「極上な 富士三昧の旅」へご案内いたします!
そして、今回の旅は宿も凄いんです!全室、富士山がバッチリ見える人
気の温泉宿。最上階の富士見の露天風呂と共に、美しい旬菜御膳のお食
事も文句無く満点のお宿です!とにかく新春ツアーらしく、心に残るよ
うなお宿と厳選いたしました。
お年玉ツアーは先着10名限りのご案内となります。「!」と思われた方
は、早めにお申し込みくださいネ。
今週のコラムは、先日観て、大感動した真実の物語のことを書きました。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の紋様==============「二つの国の絆」
2・TEN占い==========今週は「メディスンカード占い」
3・募集開始!=====「新春お年玉企画 極上 富士三昧ツアー」
4・編集後記====================「あとがき」
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【1】◆◇コラム・風の紋様◆◇
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□「二つの国の絆」
ぜひ、皆さんに観ていただきたい映画がある。
先週土曜日から全国でロードショー公開となっている『海難 1890』と
いう作品だ。
舞台は熊野。本州最南端の地であり、これまで私も幾度となく通い続け
た串本の、沖合いにある大島という島での物語りだ。
今から125年前の1890年。
トルコのオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が、
明治天皇に親書を手渡す為来日。その帰路で台風に遭遇し大島付近で座
礁し、500名以上もの犠牲者が出る海難事故となった。
樫野村(現串本町大島)の村民たちは、嵐の中、見ず知らずの異国人た
ちを力を合わせて救出し、60名近くの生存した乗組員たちを回復させる。
なんと、正月用に特別に備蓄していた米や鶏も提供したという。
近年、当時の手紙が発見された。それによると、後にトルコ政府から医
師たちに、多大な医療費などで負担をかけたので保障したい、という申
し入れがあったそうだが「人間として、当たり前のことをしただけなの
で、そのお金で少しでも多くの遺族たちを救済して欲しい」と受け取ら
なかったという。
日本人として、こんな誇り高いことがあるだろうか。熊野は、大昔から
巡礼の地。遠路はるばる熊野詣に来た人々を歓待し、快く受け入れる文
化が根付いている。また、黒潮に乗って外洋からも様々な国の人々が辿
り着いている。例えば、青岸渡寺の開祖である裸行上人は、インドから
漂流し、那智の滝のそばで庵を組んだのが始まりとされている。また秦
の始皇帝から不老長寿の薬を調達してくるよう使命を受けた叙福は、熊
野に残ったという伝説もある。
とにかく、外からやって来た人々にも無償の愛、真心で接する精神は、
原郷日本の精神、いや、熊野人の精神と言い換えてもいいかもしれない。
そんな、日本人への恩返しとでもいえることが、1985年イラン・イラク
戦争の折に起こった。テヘランに取り残された200人を超す日本人。日
本からの救出便も危険と判断され飛ばない中、トルコ航空が日本人救出
の為の臨時便を出してくれたのだ。
実はトルコでは、1890年のエルトゥールル号のことが今も教科書に掲載
されている。かつて、日本人によって救われたという話を忘れないよう、
世代を超えて引き継がれているのだ。
これらの史実に基づいて、日本とトルコの合作映画として制作されたの
が映画『海難 1890』である。
『利休にたずねよ』や『サクラサク』などの映画で知られる田中光敏監
督と、串本町の田嶋町長が大学時代からの友人だったこともあり、映画
化の話が進んだのだとか。実際にはかなり紆余曲折しながらだったらし
いが…1%の可能性にかけて動き、遂に完成したということだった。
このストーリーについては、ある程度知ってはいたが、映画そのものの
脚本、映像、キャスティングのどれもが素晴らしく、想像以上に感動的
で素晴らしい映画だった。
人間として、尊い精神とは何なのか。
平和の民はホピのみならず、である。
この映画で、私は日本人魂の真の本質に触れ、またトルコ人の魂から、
イスラム教の慈愛の精神を垣間見ることができた。
二つの国の絆。トルコの人々なら誰でも知っている絆のことを、ほとん
どの日本人は知らない。
こんな素晴らしい絆があることを、今こそ多くの人々が知るべきだと思
った。
冒頭で書いた通り、現在、全国でロードショー公開している。
是非、一人でも多くの人々に、この映画を観てもらいたいと思う。
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【2】◆◇TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、
気楽に読んでくださいね。
[タロットカード]で一週間の運勢を占ってみました。
2015年12月12日(土)〜12月18日(金)
<1月生まれ>
対人関係に不安を感じてはいませんか。今週は、及び腰で人と接するこ
となく、堂々と人と会ってみましょう。きっと素晴らしい人間関係が広
がるはずですよ。
<2月生まれ>
他者に対して優越感を感じていませんか。また、そうしたことが言動に
表れてはいませんか。今週は、あなた自身の態度を改めて見直してみた
方がいいかもしれません。
<3月生まれ>
心が安定した一週間となりそうです。家族や友人、恋人など、親しい人
々と接する時間をより多く持つと、もっとハッピーになりそうですよ。
<4月生まれ>
自分自身を見つめ直す時期のようです。表面上取り繕っていることでは
なく、本当に自分が求めているものを改めて考えてみてね。
<5月生まれ>
幸運が訪れています。いつも以上に何もかもが楽しい時間となりそうな
ので、周囲の人にも幸せを分け与えてね。
<6月生まれ>
自信が揺らいでいる状態ではありませんか。もしそうだとしたなら、も
う一度土台作りの部分を見直してみてね。訓練は不安を取り除いてくれ
ますよ。
<7月生まれ>
人との関係がうまくいく一週間となりそうです。もし相手を深く知りた
いのならば、あなたの方から積極的に話しかけてみてね。
<8月生まれ>
冷静に物事が判断できる一週間となりそうです。計算能力や実務能力も
長けているので、頭を使う仕事は、今週進めると良い結果に繋がりそう
ですよ。
<9月生まれ>
新たなる信頼関係が生まれそうです。あなたの方から大切にその関係を
育んでいけば、確固たる絆が強まりそうですよ。
<10月生まれ>
過度な責任で疲れ切ってはいませんか。いま、あなたに大切なことは休
息です。無理をせず、手を抜くことも忘れずにね。
<11月生まれ>
心静かに過ごす一週間となりそうです。今週は闇雲に動かず、冷静に物
事を見つめていると、良い案が浮かんできそうですよ。
<12月生まれ>
気持ちが妙に高揚したり、逆に落ち込んでしまったりしてはいませんか。
もしかすると肩に力が入りすぎているかもしれません。今週あなたに必
要なことは、リラックスです。
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【3 】◇◆募集開始!◆◇
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新春 お年玉企画
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≪2016年≫年初め 大人・お年玉の旅
『極上 富士三昧ツアー』
〜ダイヤモンド富士と冬花火の富士、
そして露天風呂から紅富士を楽しむ、究極の贅沢旅 〜
2016年1月23日(土)〜1月24日(日)
1泊2日 29,800円(税別) 東京発着
〈交通費・宿泊費込み!!絶対お得なお年玉価格!〉
━━━―…‥・★詳細は★━━━―…‥・
http://www.office-ten.net/2016sinsyun/t.html
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日本一の富士の山。
できることなら年の初めに手を合わせ、
新しい年が良い年になるよう願掛けをしたいもの。
2016年は申年。
富士山は庚申年に一晩で湧き出たという伝説があり、
申年に富士山に登拝すると、
普段の何倍もご利益が得られるといわれているのです。
そんな申年の初め、ご案内する富士山は、
まるで大人にとってのお年玉のようにワクワク胸躍る旅。
富士の要「北口本宮浅間神社」と
富士山最古の浅間神社といわれている
「御室浅間神社」での両参り。
富士山をご神体とした二つの由緒ある神社で、
まずは今年一年の良縁を祈りましょう。
その後は、冬の限られた期間だけに見ることができる大自然と
富士山との共演が待っています。
まずは、山頂に太陽が重なり眩いばかりに光り輝く
『ダイヤモンド富士』。
宿の部屋から見る、湖面に映える
『逆さ富士』。
富士山を背景に、冬の夜空に舞う花火が美しい
『冬花火の富士』。
さらには、真っ白な雪山が朝焼けに染まる
『紅富士』。
そして…
最上のおもてなしの温泉宿で美しいお料理を堪能したり、
富士の伝統工芸「カゴ編」に挑戦したり、
心ゆくまで日本の象徴、富士山を愛でながら、
新たなる年を寿ぎましょう。
究極の大人のお年玉旅。ぜひご一緒いたしませんか?
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【4】◆◇編集後記◆◇
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明後日から宮崎に行きます。以前から誘っていただいていた「銀鏡(し
ろみ)神楽」を観に行ってきます。宮崎の夜神楽といえば高千穂の夜神
楽が有名ですが、実は、高千穂の夜神楽よりも先に「銀鏡神楽」は国の
重要無形文化財に指定されたものだとか。日本の古きよき文化が継承さ
れていることに、私はいつも感動します。
「銀鏡神楽」の様子や感想は、来週のメルマガに書きますね〜。
お楽しみに〜。
aya