2015/03/27━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆ TEN's magazine 第658号  ☆★☆   
  

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 こんにちは!天川 彩です。

日本全国(北国はもう少し先ですね)、桜が見ごろですね〜。
桜といえば、昨年の吉野ツアーで見た吉野山の一目千本の桜が脳裏に浮
かびます。本当に美しかったです。

そんな桜シーズン真っ只中…私は猛ダッシュで走りぬけた一週間でした。

先週、春分が休日なのは「自然を称え、将来のために努力する日」と定
められているからと書きましたが、春分を過ぎてからというもの、息つ
く暇も無いほどに…目が廻るような忙しさでした。ようやく今日、様々
な段取りがついたので、ホッとひと息というところです。

思えば、ちょうど一年前。メルマガで「ミラクル挑戦号!」を出したの
ですが、皆さん、覚えていらっしゃいますか?
昨年の春分あけに、TENに信じられない大きな流れが、突然やって来
て、新に建った建物の一階にお店を出さないか、と声がかかったのです。

その建物を見た時、壁一面にホピの精霊人形カチーナが並んでいる姿が
見えたような気がした私は、無謀なことに挑戦しました。
メルマガ読者の皆さんに呼びかけて、もしも24時間で500万円の出資金
が集まったならホピショップをOPENしようと。すると、まさかのミ
ラクルが起きたんですよね〜。

次から次に、皆さんからの嬉しいメールが届いたあの日のことを思い出
すだけで、興奮してしまいます。

それから、わずか2か月後には日本初のホピショップ「Sun&Rai
n」がオープンしました。冗談抜きで、神業としか思えないような凄い
スピードでした。今でも時折、ホピショップは神様が経営しているの?
と思うようなことがある、不思議なお店です。

そんなホピショップの久々の仕入れに、来週から再来週にかけて行って
きます。

久々といっても、最後に行ったのが昨年の10月なので、普通で考えれば
さほど時が経っていないように思うかもしれませんよね。でも、ホピシ
ョップから考えると、半年も仕入れに行っていない…という感覚です。

ホピショップを始めてから、本当に沢山の方々が毎日のように訪れてく
ださっています。

小学生から年配の方まで、年齢も性別もバラバラですが、皆さん、何か
惹かれるものがあるようです。特にカチーナが旅立つときには、人それ
ぞれの物語があり、やはりホピの精霊たちが持つ力は大きいのだなぁと
しみじみ思います。

また、ホピのスピリットを刻み込んだホピシルバーのジュエリーは、男
女共に人気がありますが、特に指輪やバングルは男性に大人気です。
ちょっとイカツイ感じのお兄さんや、年季の入ったおじさんも、目を輝
かせて選んでいかれる姿が、なんとも微笑ましく…。

今回は、どんなカチーナに巡りあえるのか。また、どんなホピシルバー
ジュエリーをゲットできるのか楽しみです。

そして帰国後、すぐに私は紀伊半島へ移動です。

まずは、毎年参列させていただいている、熊野本宮大社の例大祭に行き
ます。熊野は、私の故郷のような場所なので、ただただ、ゆっくりしよ
うと思っています。

それから一旦大阪に出て、今年に入り初めてのTENのツアーとして、
1200年開創法会が行なわれている高野山へ、皆さんをご案内します。
高野山では、友人の紹介で、金剛峯寺の「中門」再建を取り仕切った堂
宮大工の方が、夜、宿坊にやって来てくださり、いろいろなお話をして
くださることになりました。高野山中門は、今回の1200年大法会に向け
て127年ぶりに再建された伽藍結界の重要な門です。そんな棟梁の話を
聞くことが出来るのは、有難い限りです。

そして高野山ツアーを大阪で解散した後は、天河へ行くことにしました。
神事でも祭りでも何でもない時に一人で天河神社に行くのは、久しぶり
です。ホピと天河の神様は繋がっている、といつも感じているので、い
ろいろな報告をしてこようと思っています。

そして、4月28日から5月10日までの2週間、ホピショップの近くの「り
んご屋ギャラリー」さんで「TEN’sショップ」もダブルでOPEN
することにしました。

なぜなら「りんご屋ギャラリー」さんはメイン通りにあって、GWの時
にはそれはそれは凄い人通りになるのです。

今回、ナバホアクセサリーやアイヌのレラさんの刺繍などは、そちらで
販売しながら、ホピショップへ誘導できれば、と思っています。
今年のGWの2週間は、まさに社運をかけて?の動きになります。

そこで、どの日1日でもいいのでお手伝いしてくださる方を、大募集さ
せていただきます!来週のメルマガで詳しく書きますので、宜しくお願
いしま〜す!

今週のコラムは、私が書いたコラムではなく、心に響いた言葉と題して
先日、法政大学の学位授与式で総長が卒業生に向けて語られた言葉をご
紹介したいと思います。
この言葉は、法政大学のホームページに載っていたものですが、あまり
にも素晴らしいものだったので、引用させていただきました。


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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 1・心に響いた言葉==========「法政大学 総長の告辞」
 2・TEN’s占い========今週は「タロットカード占い」
 3・募集開始!=======「善光寺・戸隠神社 両詣でツアー」
 4・編集後記===================「あとがき」
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【1】◆◇心に響いた言葉◆◇
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■「法政大学 学位授与式 総長の告辞」
                
                 (法政大学 HPより引用)


皆様、卒業おめでとうございます。保護者の皆様にも、心よりお祝い申
し上げます。

ただいま入学式が執り行われましたように、皆さんの多くが入学なさっ
た2011年4月、法政大学は入学式をおこなうことができませんでした。
そのことが私たち教員にとってもたいへん心残りであり、ぜひ短くとも
入学式をとりおこないたいと思っておりました。

2011年3月11日とその後、皆さんの中にはご自身や大切な方々が被災な
さった方もおられることでしょう。直接の被災がなくとも、大きな衝撃
を受け、さまざまなことを皆さんは考えられたことでしょう。
しかしその日を乗り越え、皆さんが入学し、今日卒業を迎えました。た
いへん嬉しいことです。
皆さんはどうか、この入学と卒業を、ほかの世代の誰も持ち得なかった
記憶として持ち続けて下さい。2011年3月11日の記憶は、これから皆さ
んが生きていく原点になるものなのです。

それはなぜなのか、お話しします。
地震は自然災害です。しかしこの震災の第一の特別な意味は、原子力発
電所事故という文明災害でもあった、ということです。皆さんはまだ生
まれていない時代ですが、1954年、国会議員が原子力予算を国に提案し
ました。そして福島第一原発の誘致が1960年から始まり、運転開始は19
71年でした。
私は1970年に法政大学に入学しました。その私が大学でたいへん充実し
た時間を過ごしていたとき、福島第一原発は稼動を始めたのです。
地震は日本列島では古代から無数に続いています。日本人はいつもそれ
を乗り越えて来ました。しかしこのたびの災害は、いまだに克服したと
は言えません。それは、これが文明によって引き起こされた災害だから
なのです。

私が生まれ育ったその時代に進められてきたことは、日本の経済成長を
促しました。その結果、今では日本人の半分以上が、皆さんのように大
学を卒業することができています。その上、多くの人が留学体験をして
います。このことは、現在海外で起きている学校の破壊や、教育を受け
られない多くの若者のことを考えると、素晴らしく恵まれたことなので
す。

しかしその一方で、日本は大変な体験もしてきました。私が法政大学に
入った年、ある先生が授業で石牟礼道子の『苦海浄土』の一部を朗読な
さいました。その時の衝撃は今でも忘れません。水俣病の発生とその経
過を書いたこの本は、今では多くの人が読んでいますので、内容はよく
ご存じだと思います。
この本に書かれた一連の事件が起こっているときに、各地で原子力発電
所の建設が同時になされました。さらなる経済成長をするためです。そ
して今に至り、私たちはこの災害から再出発しなければなりません。20
11年は、これからの日本を考える上で、とても重要な年なのです。

皆さんの多くは4月から社会に出ます。社会に影響を与える存在になり
ます。どのような仕事につこうと、仕事をするということはそれ自体が
、社会を創ることなのです。どうか、自分の仕事が世界をどのような方
向に向けているのか、充分に学び、意識して下さい。それが、いまこそ
世界が必要としている「世界市民」という存在なのです。

すでにホームページでお伝えしていますが、先月拘束されて亡くなった
ジャーナリストの後藤健二さんは、法政二高と本学社会学部を卒業した
、皆さんの先輩です。紛争地帯の弱者によりそったその仕事は、まさに
世界市民と呼ぶにふさわしい仕事でした。後藤さんが伝えたかったこと
は、「勝つ」ことではありません。争いの中で生きる場所を失っていく
人々の存在に気がつくこと、その人々にまなざしを向けること、その立
場に立ってものごとを考えていくことでした。

後藤さんだけでなく、多くの卒業生たちが世界で活躍しています。法政
大学はこれからも、力強い市民を育てていきます。市民とは、自分の生
き方を社会や他の人々と結びつけて考えることのできる人です。自らの
中にある差別感や偏見を乗り越え、社会の格差や問題を少しでも解決し
ようと、自分と社会の関係の中で行動できる人です。自立しながらも孤
立することなく、多様な人々と話し合い、協力して未来を創っていくの
が市民です。多くの卒業生たちが、市民として世界で活躍しています。

また今年は、戦後70年という特別な年です。
皆さんが在学中、法政大学では「学徒出陣」をテーマにしたシンポジウ
ムと展覧会を開催しました。戦争中は学校が閉鎖され、大学生は兵士と
してかり出されました。総長である私が、「お国のため」と称してあな
たがたを戦場に送ることを想像してみて下さい。それは現実に起こった
のです。
本学でも前総長が「平和の誓い」をいたしました。「若者に過酷な道を
歩ませた責任の重みを忘れることなく、この悲劇をもたらしたものをし
っかりと見つめる」と誓いました。私はこの「平和の誓い」を、総長と
して受け継ぎ、さらに次の総長に手渡して行こうと思います。

何よりもひとりひとりが、自分だけでなく社会全体の理想の未来を思い
描き、それに向かって日々の仕事を全うすることが大切です。その未来
は皆さん自身の未来です。

日本は急激な流動化の時代を迎えています。皆さんがこれから入ってい
く職場は、従来の日本の職場とは様変わりしている可能性があります。
海外に赴任するかも知れません。日本語を話せない同僚や取引相手と、
日々コミュニケーションするかも知れません。しかし法政大学を卒業で
きた皆さんは、必ず乗り越えて行かれます。基礎的な学力と、状況を切
り抜ける柔軟性があります。自信をもって下さい。

迷ったときは、大学時代の友人やゼミの先生や、校友たちと交流して下
さい。法政大学は日本各地に校友会をもち、皆さんを支えようとしてい
ます。世界各国の校友会も今後次々に組織化され、海外に出る皆さんの
力になります。

厳しい時代だからこそ、協力し合うことが必要です。法政大学は中にも
外にも、皆さんが頼りにできる場を創っていきます。皆さんもぜひ、そ
れを創る力になって下さい。そして一緒に未来の社会を創りましょう。

改めてお祝い申し上げます。ご卒業、おめでとうございました。


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【2】◇◆TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
 楽に読んでくださいね。

[タロットカード]で一週間の運勢を占ってみました。

 2015年3月28日(土)〜4月3日(金)

<1月生まれ>
これからはじまる楽しい時間を待っている状態となりそうです。はやる
気持ちを抑えて、気楽に日々を過ごしてね。

<2月生まれ>
自分のことばかりに意識が向いて、他のことがおざなりになってはいま
せんか。今週はいつも以上に、周囲にも目を向けてね。

<3月生まれ>
伝統的なことを学ぶのに適した一週間となりそうです。素直な心で向き
合ってね。

<4月生まれ>
事態が次々と展開していきそうです。思い悩むのではなく、楽しむ心の
余裕を持ってね。

<5月生まれ>
現実に目を背けて、空想の世界を楽しんではいませんか。今週は、あな
たの目の前にあることに、きちんと意識を向けてね。

<6月生まれ>
あなた自身の利益を優先して、物事を図ろうとはしていませんか。打算
的な考えは、真の幸せには結びつきません。今週は自分の行動を振り返
ってみてね。

<7月生まれ>
自信を持って、何事も取り組むことが出来る一週間となりそうです。リ
ーダー的な役割も、積極的に引き受けてみてね。

<8月生まれ>
周囲とあなたの考えがずれているかもしれません。今週は俯瞰して物事
を捉えてみてください。

<9月生まれ>
つい面倒くさい気持ちが先にたち、やらなければならないことが後回し
になってはいませんか。今週あなたに必要なことは、気合の入れ直しで
す。

<10月生まれ>
言いたいことをはっきり言えず、自分の中に抱え込んではいませんか。
今週は、面倒見のよい人のそばに行くと、心が開放されそうですよ。

<11月生まれ>
独占欲が強くなったり、誰かを束縛しようとはしていませんか。人には
それぞれ、自由になる権利があることを忘れずにね。

<12月生まれ>
気持ちが揺れ、判断力が鈍ってはいませんか。今週は、自分の気持ちに
正直になってね。


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【3】◇◆ 募集中!◆◇
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      <<神と仏の祈り旅>>
 

       〜七年に一度の〜
       「両詣でツアー」

<「善光寺」ご開帳 と「戸隠神社」式年大祭に行く>      

   2015年5月15日(金)〜5月17日(日)
       39、800円(税別)2泊3日
          東京発着

    2泊とも社寺に縁の宿坊に宿泊します。
   
  http://www.office-ten.net/togakusi/top2015.html

(交通費・宿坊宿泊代・拝観料・精進懐石料理代・筆写代・ガイド代)

*筆写とは、神社での大祓祝詞を写経のように書き写していくもの
 です。宿泊した翌朝、お宿の神官様と共に、神前で自ら書上げた
 大祓祝詞を読み上げます。


戸隠神社と善光寺は、共に日本屈指の霊場です。

戸隠は、日本神話・岩戸開きに由来する神社として広く知られています
が古来より竜神信仰により水の神の地とされてきました。

平安後期には神仏習合の顕光寺が開かれ、戸隠の修験道場は、戸隠十三
谷三千坊として、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と呼ばれていま
した。
明治以降、戸隠は寺から神社へと移り変わりましたが、建物は、かつて
の神仏習合時代の風情をかもし出しています。

そんな戸隠神社では、今春、7年に一度という式年大祭が行われます。
これは、岩戸開きに由来する親子の神様が、七年に一度、再会する神事
で、期間中、様々な催しが行われています。

そして…

善光寺は「遠くとも、一度は詣れ善光寺。救け給うぞ弥陀の誓願」の言
葉が今に生きる大慈悲の地。日本では珍しく宗派に属さない祈りの寺で
す。

百済から1400年余り前に渡ったという日本最古の仏像は絶対秘仏。その
御姿は何人たりとも直接目にすることができない仏様ですが、こちらも
7年に一度、釈迦如来の化身といわれる「前立本尊」がご開帳となるの
です。

そんな、特別な時期の、戸隠と善光寺への有難い両詣り。
TENでは、七年の時を経て、再び皆様をご案内させていただける機会
を得ました。

善光寺では、以前もお世話になった宿坊に宿泊いたします。精進会席料
理がとても美味しいお宿で、早朝には執事の方にご案内いただいて、ご
開帳中の前立ち本尊をゆっくり拝ませていただきます。日本最古のご本
尊と結ばれる有難い時間は貴重です。

戸隠では、奈良の天河神社から勧請された戸隠九頭龍弁財天が祀られた
お宿に縁あって宿泊します。
また、宿泊する翌日は、奥宮奉告祭という特別な神事が行われる日。
どんな戸隠時間が待っているか、今から楽しみですね。

ゆったりと、祈りの聖地を参拝しながら、七年に一度という特別な時を
是非一緒に堪能しませんか?


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【4】◆◇編集後記◆◇
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冒頭に書いたように、来月は3週間近く、東京を離れます。
その間、メルマガは、縮小版ですがスタッフのキョウちゃんとアキちゃ
んが、お届けします。GWのこともお知らせしますのでお楽しみに〜。
私もアリゾナから、また熊野や高野山そして天河からも、きっとfecebo
okに、何かしら写真などアップしていると思います。よろしければご覧
ください。(お友達申請をしてくださる方は、簡単でいいのでメッセー
ジも送ってくださ〜い)

それでは行って参りま〜す。
                    Aya