2023/10/06 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆★☆ TEN's magazine 第 1086号 ☆★☆

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こんにちは！天川　彩です！

ここのところ急に気温が下がり、すっかり秋の気配となって
きましたね。
私は、というと…怒涛の如くの数ヶ月が終わり、日曜日には
義母の３回忌と家族の誕生日パーティーを終えて、ようやく
日常に戻っている感じです。

そんな中、昨日から３日連続でのホピのお話会を行っており
懐かしい再会や新しい出会いの時間を過ごしています。

また、ありがたいことに、連日カチーナたちも旅立っており
中には感動の旅立ちも。

繋ぐ祈り、聖なる時間…。全ての流れが美しく感動した出来
事をご紹介したいと思います。

一昨日は、朝からずっと静かな雨が降っていました。カフェ
もホピショップもどちらも忙しくなく、時折来られるお客様
と和やかにお喋りしながら緩やかな空気を楽しんでいました。

そんなお客様たちも帰られた夕方、更に雨が強く降って来た
頃、顔見知りの友人がふらりとカフェにやって来てくれまし
た。

レモンフレンチトーストと珈琲でリラックスタイムをひとし
きり楽しんだ後「実は…大きな大きな役割をお引き受けする
タイミングがやって来まして…」と、ゆっくり噛み締める様
にとても大切なお話をしてくれたのです。

そのお話しを終えて「ホピショップ…今日も見ることが出来
ますか？」というのでご案内すると、真っ先に今回ホピから
やって来た中で一番大きなシャラコというカチーナをじっと
見つめていました。

このカチーナさん。長年私をとても可愛がってくれていたホ
ピの長老マーティンの孫で、レイナルドというカチーナ作家
の友人から連絡をもらい、今回受け取ることが出来たカチー
ナです。

シャラコは、通常スピリットとしてのみ存在し、カチーナと
して登場することは極端に少ないのですが、とにかくその姿
は神々しく…。受け取った時から、これは普通の家に迎える
ものでは無く、特別な場所を守るカチーナだと感じていまし
た。

彼女がシャラコを見つめていた時、シャラコも彼女をじっと
見つめている様に私には思えたのですが、

「このカチーナさん見ているだけで涙が出て来そうだから…」
と呟くと、その後は視線を逸らして再びシャラコを見ること
なく、他のカチーナを一生懸命選ぼうとしていました。

そして、ある別のカチーナさんが気に入った様子で手に取り
「今回、このカチーナさんを迎えようと思います」と言われ
たので、一度はそのカチーナに合う箱を私も探しかけたので
すが…。

心はざわつき、そしてたまらなくなって「あのシャラコさん
じゃなくて良いのですか？」と声を掛けたのです。

普段、誰かがカチーナを選ばれている時、余計なことは私は
言わないようにしているのですが、この時ばかりは声を掛け
ずにいられませんでした。

すると…

「私がお迎えしても良いのですか？本当はとても強くお迎え
したい！と思ったのですが、こんなに凄いカチーナさんを私
がお迎えすることなど出来るかしら、と思っていました。
でも、私がお迎えしても良いのなら…是非迎えさせてくださ
い！」と言ってくださったのです。

実は彼女はこの秋、お父様に代替わりをして歴史ある某神社
をご主人と2人で運営されることになったのです。

このシャラコカチーナさんは、神社にお迎えしてくださるそ
うで…。

私は感激のあまり言葉も出ませんでした。

ホピに伝わる平和のスピリット。かつてマーティン長老から
私も色々教えてもらったように、祈りが子孫たちに受け継が
れ、カチーナにその祈りが宿り、更に日本にやって来て、神
社の中に飾られる…。

なんて素敵なことでしょう。こんなご縁の繋がりに感謝する
ばかりです。

他にも、今週はアーティストの方が、ククルという芸術芸能
をサポートしてくれるカチーナを迎えてくださったり、先日
の名古屋でのお話会に来てくださった関西の方が、改めて新
幹線に乗り、カチーナたちを迎えに来てくださったり…。

それぞれご縁ある方のもとに、カチーナたちを送り届けるこ
とが出来ました。

この週末は月曜日も祝日なので、連続でホピショップとカフ
ェを開こうと思います。ご都合つきます方は是非お越しくだ
さい。

そして、来週１０日。１０月１０日はTENの日であり、なんと
２５周年目を迎えます！

２０周年の時は、ちょうどホピの本が出たばかりで、沢山の
方々にお集まりいただき、パーティを行いましたが、２５周
年は、ここ数ヶ月忙しすぎてパーティーの準備なども出来ず
…です。
ただ、アニバーサリーで何もしないのも残念なので、これま
でTENの様々なイベントや活動で常にボランティアスタッフ
として関わって来てくださった数名の方々と１０日の夜、カ
フェにて小さな小さなお祝いの会をしようと思っています。

３０周年の時には、ホテルで大きな祝賀パーティーを開催し
たい！と今から思っております。
その為にも、それが出来る様なオフィスTENを後５年で成長さ
せたいな、と思っております。

３０周年の時には、メルマガでも参加希望者を募りたいと考
えておりますので、皆様、その時には是非とも共にお祝いし
てくださいね！

それでは、どうぞ皆様素敵な週末をお過ごしください。

aya

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