2022/06/17━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆★☆ TEN's magazine 第1022号 ☆★☆

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こんにちは!天川 彩です。

今週は、週の始めから激動に次ぐ激動。
何から書けば良いのやら…という感じです。なので、順を追
ってこの1週間を振り返りたいと思います。

まずは月曜日。箱根の九頭龍神社に行きました。

前日の日曜の夜、娘たちが「明日、箱根の九頭龍神社へ行く」
という話をしていたのを、たまたま小耳に挟み…。

今年は、なぜか龍神様に導かれるか如くのことが多々あり、
急に私も行きたくなり同行させてもらうことにしたのです。

箱根の九頭龍神社の話は以前から聞いていました。

芦ノ湖にある九頭龍神社本宮は、毎月13日の月次祭の日にだ
け参拝専用の船が出航し、沢山の参拝の方々が、その船に乗
りお社に向かうというのです。なんだか神秘的だなぁと思い
ながらも、参拝のルールなどが細かくありそうで…これまで行
く機会はありませんでした。

それが、6月13日は月次祭ではなく、年に一度の例大祭で、そ
れも月曜日。そうです!お店は全て定休日なので私はお休み。
その上、既に下調べをしてくれている娘たちのナビゲート付き。
こんなお膳立て、そうそうありません。

そんな訳で行って来ました。
幸いにしてお天気も良く、芦ノ湖の九頭龍神社本宮へ向かう
船も森の小径も最高!!
小一時間並びましたが、龍神様にお参りしたあと、弁財天様
にもお参りできました。再びフェリーに乗り、箱根神社へ行
き本殿で参拝。その後、箱根神社の中にある九頭龍神社新宮
でお参りした時のこと。突然、龍神様からのご神託が…。

内容は明かせませんが、とてもありがたいものでした。

その後、温泉に入り箱根を後にした時、携帯に一本のショー
トメッセージが。

それが、まさか、まさかの始まりでした。

そのショートメッセージは、Facebookセキュリティチームか
らのもので、警告メッセージが届いたのです。

誰かがあなたのアカウントにアクセスしようとしています…
という様なものでした。

これまでも、数年に一度ぐらいの頻度で、この様なFacebook
からの警告メッセージが届いていたので、仕方がなくパスワ
ードを変更。

それが、自宅に戻るまで5回ぐらい続き、一日に何度もパス
ワード変更をしなければならないことご、ちょっと腹立たし
くも思っていました。でも、夜になりそれが止まり、ちょっ
とホッとしていたのですが、翌火曜日の朝、再びショートメ
ッセージが。そこには、誰かがアカウントにアクセス侵入し
ました、と書かれていたのです。
そして、パスワードをすぐに変更してください、という文字
があったので、直ぐにクリックし、送られてきた数字を入れ
た途端、乗っ取られました。

何者かが悪質な書き込みを、私の名前で書いているのです。

もう、こうなってしまうとお手上げです。。。

結局、パスワード変更詐欺犯による乗っ取りでした。

とにかく私は考えられる限りのあの手、この手を使い、自分
のアカウントを取り戻す為の方法を試みました。が、どうに
もラチが開かないのです。

本当に大変な思いをした火曜日でしたが、いつまでも引きず
って、怒りや悲しみや諦めと言った気持ちに振り回されてい
たら、自分が損をすると思い、この犯人は、必ずや神様から
の懲らしめがあるだろうということで、ここから先は神様に
任せて、私は次に進むことにしました。

…とは言っても、まさに一大決心でした。

なにせ、10年以上使っていた旧アカウントは、日記の如く使
っていたので、沢山の思い出と膨大な写真が…。そして一番
大切な、国内外のほとんどの友達とFacebookで繋がっていた
のです。連絡する時も、互いにメッセンジャーを使うことが
多く、本当に便利でした。

いや、便利というより私にとってはなくてはならない大切な
ツールだったのです。

驚きやショック悲しさで、火曜日はかなり落ち込んでしまい
ましたが…。
翌水曜日、執着することはやめようと決めて、新たなFacebo
okアカウントをつくったのです。

1,000人ほど繋がっていたメッセンジャーのアプリも消して
リセット。ゼロから再び始めました。

本当に大切な友達との縁が切れたわけでもなく、思い出が無
くなったわけでもないのです。
写真は他のデータに残っているものもあり…。

この一連のことで、自分の内面と真正面から向き合いました。

友人が「破壊と再生の時だね」という言葉をかけてくれまし
たが、まさにその通りです。

気持ちを切り替えた昨日、木曜日は、20数年ぶりに、ある方
に会いに行きました。

人との出会いや再会は、まさに神様の御技。

以前もメルマガに書いたかと思いますが、カフェが誕生した
10日後。国連のSDGs音楽プロデューサーをしている方が一時
帰国されるのに合わせて、ということで10名くらいの方がハ
ミングバードカフェに集いました。その時に、東京パラリン
ピックで国歌斉唱した、佐藤ひらりさんという方のお母様、
絵美さんもいらしていて、意気投合。

「フランシスコ教皇様もお越しになる予定のバチカン主催の
コンサートがあるので、一緒に行きませんか?」と誘われま
した。

結局、今の世界情勢のこともあり、ローマ法王の来日は叶い
ませんでしたが、法王のビデオメッセージもある素晴らしい
コンサートでした。

終演後、絵美さんが声をかけられた何人かの人の中に、林和
成さんという若い男性がおられました。自己紹介された折、
お父様が作曲家の林晶彦さんであることがわかったのです。

もう、ビックリです!!

実は、林晶彦さんには、私が関西に住んでいた頃、大変お世
話になっているのです。
宮澤賢治に関することで旅をした時に、賢治さんの弟、清六
さんはじめ宮澤家の方々と長年交流されている旅館の女将さ
んを紹介していただいたり、私がアッシジの聖フランチェス
コを知ったきっかけをつくってくださったり…。

出会った当時、林晶彦さんは西宮在住、私は芦屋在住。98年
私が事務局長をした平和イベント「神戸からの祈り」でも出
演者のお一人でした。
出会った頃は、互いに関西でしたが今は互いに東京。

バチカン主催のコンサート会場で、
「お父様、存じ上げていますよ。かなり昔の話になりますけ
れど…」と私が言ったことから、「それなら、是非、我が家
へ!」ということになり、

それから直ぐに「両親が会いたがっているので、本当に来て
ください」とメールで連絡が来たのです。

そんな訳で昨日、小平のご自宅まで伺って来ました。なんと
奥様の手料理でおもてなしをしてくださったのです。感激!!

林さんとは共通の友人知人があまりにも多いことにもビック
リ。マザーテレサの列聖式にも互いに参列していたことを、
この日知りました。

他にも書き切れないほどの積もる話をした後、オリジナル曲
のピアノ演奏までしてくださって…。感動冷めやらぬまま帰
路に向かいました。

全ての積み重ねの上に今がある、そんなことを深く思いまし
たが、この再会がどんな未来にまた繋がっているのか、ワク
ワクします♪

今週は、まるでジェットコースターに乗っているかの如くの
凄い1週間でしたが、やっぱり全てに感謝です。

それでは、どうぞ皆さま、素敵な週末をお過ごしくださいね!

aya

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