2022/03/25━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆★☆ TEN's magazine 第1011号 ☆★☆

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こんにちは！天川　彩です。

今日は3月25日。当初の計画では、明日がカフェのオープン予
定日でした。でもこれまでも何度かお伝えしているように、諸
々のことがズレて内装工事もズレこみ、今日ようやくキッチン
周りが完成。保健所の検査も無事クリア。飲食店の営業許可が
おりました！

そんな訳で、明日2022年3月26日は、晴れて最初の珈琲を淹れて
飲む、カフェのスタート日となりました。

カフェでのアルバイトさんたちもお陰様で徐々に決まってきて
おり、いよいよ来週からはカフェのオペレーションづくりに取
り掛かります。

でも、予定より遅れていることは悪いことばかりではなく、遅
れているからこその素晴らしいこともあり…。

なんと、なかなか決まらなかったカフェのカウンターの板が、
天川産の吉野桧になるのです！
それも天河神社の大宮司様のご実家にあたる、柿坂本家さんが
運営されている木材屋さんの友人から届くスペシャルなもの。

内装業の方に、カウンターを特注で制作してもらったのですが
「板」は太いものが必要になり、最初は古木材を組み合わせた
板で、と考えていたのです。でも私がふと木曽檜の木材屋をし
ている友人を思い出し連絡してみることに。

そこにはピッタリとくる板はなかったのですが「太い一枚もの
の木を使うということは、それだけの年月を森で育った木の物
語を迎えること」という話を聞き、私はもう断然、一枚板以外
考えられなくなっていて…。そこからは、とにかく内装業者の
方と手分けをして色々とネットで探してみたり、思いつくとこ
ろに連絡をしてみたり。

そんな中、ふと天川村で吉野桧と吉野杉の材木業をしている友
人のことを思い出したのです。4年前、天河鈴緒のプロジェクト
の時、天河神社に納める精麻を入れる唐櫃と、鈴緒のもとの桧枠
を制作してもらったのですが、今回、カフェクラウドファンディ
ングのことを知り、協力してくださっていたのです。

そうだ！もしも天川村で育った桧がカフェのカウンターになった
のならば、そんなに凄いことはない！そう思い連絡してみると、
直ぐに写真を送ってきてくださり、なんとピッタリサイズの美し
い吉野桧の一枚板があったのです！

ただ、その板は原木のものなので、製材するためにサンダーとい
う機械を通さなければならず、通常のものより太いサイズの木材
だったことから、特別サイズのサンダーで仕上げる必要があった
のです。

その特別サイズのワイドサンダーを持っているところがなかなか
見つからず…それが見つからなければ、天川村の吉野桧は無理か
もいう時、私はまたまたふと思いついたのです！

そうだ！昨年セレクトショップの扉をサッシ戸をオリジナルの大
きな木の扉に切り替えようと思った時、たまたま知り合うことが
できた建具屋さんに聞いてみよう！

そう思い、連絡してみたところ、やはりありました！その建具屋
さんがお願いしている栃木にある製材所にワイドサンダーが。

今は、天川村から栃木の製材所さんへ板を送っていただいている
ところです。でも、大き過ぎて通常の宅配便業者では運んでもら
えなかったようで、奈良の運送屋さんが栃木まで運ばれると連絡
がありました。それも、4〜5日はかかるらしく、送料は届けるま
でわからない、と。

なぜ、それほど時間がかかるのか不思議でもあり、どれほどの運
賃がかかるのか。元々の吉野桧の板代。さらに、ワイドサンダー
代と栃木からこちらに運ばれる運賃まで。そう考えると、言葉に
詰まってしまいますが…考えることやめておきます。

樹齢を伺ったところ、130年ぐらいなのだとか。

聖地天川の山の中で育った桧が、東京の真ん中に誕生するカフェ
にある、そのことこそが尊いことのように思えます。

そして、その桧の板には「耳」と呼ばれる木の外側が付いていて
いるのですが、建具屋さんの話によると「耳」はサンダーをかけ
ることが出来ないとのこと。最後の仕上げは私たちが紙やすりを
かけることになりました。
そんなこと、こんなことも、全てはカフェ誕生の物語なのでしょ
うね。

そして今日。カフェの袖付き看板が壁につきました。ライトがつ
き、美しいのです。通りかかる人々が皆、見上げていきます。
カフェが無事に誕生して、少し落ち着いた頃、全ての経緯をnote
に綴りたいと思います。

来週には、最終的なオープン日をお伝え出来るかと思います。今
しばらくお待ちくださいね。

さてさて。
先週のメルマガの最後に、スペシャルなスペシャルな神様からの
サプライズで高校生の時から憧れている方に会いに行き、あるプ
ロジェクトの相談をしてまいります、と書きましたが…。お会い
して来ました！

その方とは、細野晴臣さんです。
昨日、20年来の友人で音楽家の岡野弘幹さんと一緒に、細野さん
のスタジオまで伺ってきました。

プロジェクトに関してはまだお伝えは出来ないのですが、ワクワ
クが止まりません。

今、私のエネルギーのほとんどは、カフェづくりに注ぎ込んでお
りますが、新たなプロジェクトも忘れないところが、なんともワ
タシらしくて笑ってしまいますよね。

そして、カフェの中に私の執筆スペースを作ると以前から決めて
おりましたが、カウンターの一番奥の席を私の席にしました。

今日のメルマガは、その席で書いた最初の文章です。

ここのところずっと同じ問題で、胸が苦しくなるのですが…。ロ
シア軍によるウクライナへの侵攻問題だったはずが、世界規模で、
きな臭い問題になってきましたね。何があろうと戦争は人殺しで
あり、正当な戦争などあり得ない。私はそう強く思っています。

平和の尊さを、今を生きる全ての大人たちは、思い出さなければ
ならないように思うのです。

そして平和の尊さを常に感じながら生きている人々の中で、ホピ
の人々が祈りを込めて作ったホピジュエリーを身につけたいと思
われている方々の為に…。

ホピジュエリーの半額提供を今月いっぱいまで行ってきており、
お陰様で本当に多くの方々のもとにお繋ぎ出来ております。

今回のメルマガで、ホピジュエリー半額のおしらせは終了となり
ます。

【Hopiショップ・オンラインサイト 】

https://hopisunrain.square.site/s/shop

気になる方は、是非ご覧下さい。

明日は、一粒万倍日、天赦日、そして寅の日がトリプルに重なっ
たスペシャルな日です。

どうぞ皆様、素晴らしき1日をお過ごしくださいね。

aya


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