2004/10/29━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第141号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
2週間の熊野撮影を終え、更に昨夜岡崎でのライブを終えて、今朝5時、
やっと東京に戻ってきました。
なので、今日はちょっとヘロヘロしています。
でも熊野では、日本人の原郷ともいえる縄文と弥生の混在した世界観が
あり、畏怖の念を持つ圧倒的な大自然から宗教が生まれていく様を感じ
取ることができました。撮影は来年の2月まで続きますが、熊野の奥深さ
を是非皆さんにご紹介できたらいいなと思っています。
また、今回の岡崎での満月童話詩ライブには、会場に溢れんばかりの人
々が集ってくださり、こちらが感激いたしました。
今回のライブは、岡崎のお寺で以前ライブをさせて頂いた折、お越しい
ただいていた方が企画をしてくださったのですが本当に有難いことです。
それにしても、台風の後は大地震。各地で被害が続出し、大変な状況と
なっていますね。
それぞれに被災されている方々の心情を思うと胸が痛くなります。
一日も、早く元の生活に戻れるよう、お祈りしております。
先日、松下幸之助著「素直な心になる」をスタッフのヨウコちゃんに借
りて読んでいた時、ふとヒラメキがあり、HPの掲示板を始めることに
しました。
今までツアーやイベントに参加してくださった方は勿論のこと、いつか
参加したいなぁと思ってくださっている方や、オフィスTENや私達に
興味を持ってくださっている方々、どんどん書き込みにきてくださいね。
素敵な輪が広がっていきそうで、今からワクワク楽しみです♪
来週早々には、掲示板を開設する予定で〜す。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・撮影雑記========「森羅万象への旅路」5
2・TEN占い=======今週は「メディスンカード」占い
3・天と大地に感謝する旅==「神在月の出雲ツアー」
4・インフォメーション===「クリスマス」
5・11月クラス最終案内===「コミュニケーション術・達人講座」
6・編集後記========ひとりごと
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【1】◇◆撮影雑記◆◇
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■「森羅万象への旅路」5
熊野から東京に舞い戻り仕事をこなした2日後、今度は早朝の新幹線の飛
び乗って大阪に向かった。
大阪・天満橋はかつての熊野詣での出発点。
熊野までの道中、各所に祀られていた九十九王子の一番が天満にある窪
津王子なのだ。
王子といっても、私達が通常知っている王子様ではない。王子とは、熊
野権現を祀る末社のことだ。
制作しているDVDでは、熊野の大自然と共に、中世の頃より江戸末期
まで盛んに行われ「蟻の熊野詣で」といわれていた、熊野古道もきちん
と紹介しようと思っている。
しかし、古道と言っても様々な道がある。
そこで私は、百人一首などでもよく知られている歌人、藤原定家が書き
残した日記「熊野御幸記」に記した足跡のルートを辿ってみることにし
た。大阪・天満橋から熊野本宮大社・速玉大社・そして那智大社へと向
かう道のりは長い。更に那智からの戻り道には、難所中の難所もある。
でも、折角古道を紹介するのなら、この道を紹介したい。
最初の撮影地、天満橋はオフィス街のど真ん中にある。ここから、かつ
ての熊野詣での姿を想像するのは、容易ではない。
しかし、確かにこの場から多くの祖先たちが歩み始めたのだと思うと、
不思議な気持ちになった。その後、場所を移動し少しカメラをまわして
この日の撮影は早めに済ませ、本宮大社で翌日行われる歌会撮影時用に
映像カメラマンSさんのジャケットやズボンを購入。
熊野の宿「とがの木茶屋」に着いた頃には、とっぷりと日が暮れていた。
「とがの木茶屋」は、熊野で三百年続いている茅葺の宿。
宿の名物大女将や女将の人柄に惹かれ、幾度と無く訪れているのだが、
この時は、働き者の女将トミさんが病に臥していたので、末娘のミサト
ちゃんが甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
翌朝6時。
出版社社長のYさんが、都内で大型最新デジタルビデオカメラを調達し
て、やって来てくれた。
前夜から運転して、朝方熊野に到着したという。
Yさんはその4日前、三重県・尾鷲で記録的な豪雨に遭い、熊野を目の前
にして、辿り着けなかったのだ。
私は、Yさんの根性に心底感心し、改めて尊敬した。
午前中、予定していた撮影を済ませて、午後早めに本宮へ向かう。
数日前、宮司様に引き合わせる事ができなかったY社長を、この日改めて
紹介することができたので、私は内心ホッとした。
実はこの日、私は若干緊張していた。
皇族の方も参列される、一般非公開の歌会、熊野献詠歌・神前披講式に
参列させていただくことになったからだ。
八百年前、熊野御幸の折上皇が詠んだ御歌や全国から寄せられた献詠歌
を、藤原定家が読み上げた同じ神前で古式ゆかしく行われるのだ。
このような晴れやかな会に、参列させていただけるとは、数日前まで思
いもしていなかった。
映像のSさんも、出版社社長のYさんも、ビシッと決めている。私もス
ーツに着替えて時を待つ。
ケンちゃんは、この日東京まで運転しなければならないので、車で寝て
いることになり、ジーパンにパーカー姿のキョウちゃんは、歌会終了ま
で本宮の近辺を散策していることになった。
この日は、昼過ぎまで雨が降っていたので、外での歌会は当初懸念され
ていたのだが、開始2時間前晴れてきたので、予定通り神前でしめやかに
歌会が行われることになった。
時間になり、私は末席に座る。
白無垢姿の神官たちが円座を組み、歌を読み上げる。神殿の空に鳥が舞
い、厳かでありゆるやかな時が流れていく様を見ているうちに、私の意
識は過去にタイムスリップしていくようだった。
歌会終、私達はその余韻に浸ることなく車に乗り込んだ。
本宮が元々あった場所、大齋原(おおゆのはら)では、この日の夜、一
青窈のコンサートが世界遺産記念として行われていた。
もれ聞こえてくる音や美しい照明、多くの警備員や会場に流れていく人
の波を横目に見ながら、私達は長野経由で東京に大急ぎで戻らなければ
ならなかった。
翌々日から、Sさんが長期ロケに行くという。Sさんが住む八ヶ岳の麓
小淵沢まで送り届けなければならない。
熊野を出発してややしばらくは、ケンちゃんが運転していたのだが、途
中から長距離運転に慣れているSさんが運転を代わった。
Sさんは、野生サルの撮影で、何年間も東京から八戸まで一人で運転し
ていたという。
ぶっちぎりの速さで、なんとわずか6時間で小渕沢まで行ったのだ。
しかし、Sさんはケンちゃんの為にも、いつもは決して運転を代わらな
い。
私は、多分忍耐力を要するカメラマンとしての訓練をしているのではな
いかとと思っている。
小淵沢から再びケンちゃんがハンドルを握り直し、結局この日、私達は
東京に午前4時頃戻って来た。
ちなみに、Yさんもこの日の夜、熊野に泊まることなく、再び一人、東
京まで運転して戻って行った。
考えてみたら、Yさんはわずか4日間で東京・熊野間を車で2往復してい
た。やっぱり、とことん凄い人だ。
それから2週間後、私達は再び熊野に向かった。
Sさんは、福井から西表島へと撮影でまわり、合流は5日になっていた。
東京を出ておよそ12時間。私達は地元感覚にすらなっている熊野・新宮
へ到着した。
つづく…
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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
今週は[メディズンカード]で占ってみました
2004年10月日30(土)〜11月5日(金)あなたの運勢
メディスンカード占い
<1月生まれ>
思いがあれこれ交差して、何から動こうか迷ってはいませんか?今週は
冷静に自分が何を知りたいのか、なにをしたいのか、じっくりと見つめ
なおす時です。リラックスして内なる声に耳を傾けてください。
<2月生まれ>
何かに嘘をついてはいませんか?他人かもしくはあなた自身にもしも嘘
をついているのならば、迷い道から抜け出す事は出来ません。正直にな
る事が夜明けの光をもたらしますよ。
<3月生まれ>
問題が難しくて、もしも行き詰まりを感じていても、くじけず勇気を持
って思う方向へまっすぐ進んでみてください。今週、あなたの判断は的
確なはずです。
<4月生まれ>
エネルギーは、自分の為だけに使わず、人の為にも使ってください。た
だ、自分に厳しすぎる人は逆にもっと自分に優しくなってください。今
抱えている問題は、実は簡単に解決できそうですよ。
<5月生まれ>
恐怖心が先にたち、進もうと思っている事を断念しようとはしていませ
んか?まずはあなたの中の恐れを取り去ってください。あなたにはすご
いパワーがあるのですから、自信を持って。
<6月生まれ>
今週は許す事がキーワードです。謙虚になってもう一度、相手も自分も
良く見てみましょう。調和していく事が、あなたの成長につながります。
<7月生まれ>
あなたに今求められていることは、何かの架け橋となる事です。あなた
がつなぎ役となって結ばれていくものは、きっと近い将来多くの人を幸
せにしていくでしょう。
<8月生まれ>
今週はあなたの長所も短所も客観的に見つめる週となりそう。それは次
に動くときの大きなヒントとなりますよ。
<9月生まれ>
今週は少し戦略家となって、物事に対処してみてください。頭をフル回
転させて、逆境を乗り越えてください。
<10月生まれ>
変化が必要なときです。新しい何かを始めるのもよし。また逆に全てを
やめて休息するもよし。勇気を持って変化を楽しんでください。
<11月生まれ>
他人から認められようと、無理をしすぎてはいませんか。その無理が人
から見えてしまっているかもしれません。肩の力を抜いて自分の思いに
縛られる事なく、もっと自由になりましょう。
<12月生まれ>
頭の中であれこれ迷ってはいませんか。今週はあなただけの時間を少し
多めにとってみましょう。本来のパワーが蘇ってきますよ。
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【3】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇
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ご縁がある方、ご一緒いたしませんか?
天と大地に感謝する旅 Walk16
『出雲・神在月』
〜八百万の神々と出雲神話に出あう旅〜
2004年11月20日(土)〜 11月23日(火・祝)
宿泊代・航空運賃・移動費・全行程食事全て込み
東京発着・大阪発着共に 108、000円
最低施行定員8名・定員20名
(定員になり次第締め切らせていただきます)
<神在月>
出雲に全国の神々が集う時期(旧暦10月11日からの7日間)
出雲以外は神無月、出雲だけは神在月となります。
このツアーでは、全国八百万の神々をお迎えする稲佐浜での
神迎祭(旧暦10月10日)や出雲大社の神在祭にも参列いたします。
●今回は行程の1日目・2日目をご紹介
□1日目 11月20(土)
出雲ツアーの始まりは、神魂神社から。大庭大宮といわれる日本最古の
大社造りの社殿は国宝で古代出雲の神都です。
お参りした後は、勾玉遺跡へ立ち寄り、その後神話・民話が色濃く残る
奥出雲へ。
ここでは、神話民俗館でタタラの神様の話に触れたり、スサノオノミコ
トとクシナダヒメが草庵を結んで暮らしたと
伝えられている湯村の薬湯に入ったりと、奥出雲を十分に楽しみましょ
う。この日の夜は、奥出雲屈指の鄙びた名湯、
湯村温泉の田舎屋敷でゆっくりと過ごしてください。
『宿泊:奥出雲・湯村温泉「湯の上館」』
□2日目 11月21日(日)
この日は、八雲村の熊野大社へ参拝。その後、国引き神話の舞台となっ
た日御碕へ向かいます。
ここは、夕日の神様が立ち寄るという、夕日の景勝地。この日、夕日を
見送った後は、いよいよ国譲りの聖地、
稲佐浜へ。かがり火としめ縄を張り巡らした砂浜の斎場で、笛や太鼓の
音とともに祝詞をあげて、
海から神々を迎える幻想的なご神事に立ち会います。この日の宿は、山
陰の海が目の前に広がる大パノラマ。
思い切り海の幸を堪能してください。
『宿泊:日御碕「ちどり荘」』
その他の詳しい行程やお申し込みは
http://home.att.ne.jp/alpha/ten/izumo/tentabi-izumo.htm
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【4】◆◇インフォメーション◆◇
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12月22日 クリスマス特別イベント決定!
詳細は、近日発表いたします。
お楽しみに。
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【5】◆◇11月クラス好評受付中◆◇
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●とことん自分と向き合って、なりたい自分になる講座
【コミュニケーション術・達人講座】
* 11月生募集の最終ご案内 *
◎年内のコミュニケーション術達人講座は、この講座で終了です。次回
の
講座は来年になりますので、来年までにコミュニケーション力をアップ
さ
せたい方は、是非、今回の受講をおすすめいたします。
<全4回>
Step1『言の葉ひろい』講座
Step2『感情認識』講座
Step3『自分力・集中アップ』講座
Step4『セルフプロモーション』講座
<会場> 東京 葛飾シンフォニーヒルズ 1F(会議室ローズ)
(京成電車 青砥駅 下車徒歩5分)
<日時> Step1/ 11月4日(木) Step2/ 11月11日(木)
Step3/ 11月18日(木) Step4/ 11月25日(木)
各19:30〜21:30
<受講料> 14、000円 (全4回+テキスト代込み)
*やむを得ず4講座を連続受講できない場合
一講座につき 4500円で受講できます。
<講師> 天川 彩(てんかわあや)
*芸能人、文化人、科学者、医師、政治家、芸術家、僧侶、ミュージシ
ャンから主婦、学生まで、ジャンルや社会的立場を飛び越えて友人脈を
広げている、自他共に認めるコミュニケーション術の達人である。
●9月クラスを受講した皆さんの声をHPでご紹介いたしております。
迷われている方、参考にしてください。
*詳しい講座の内容なども、HPでご覧下さい
http://home.att.ne.jp/alpha/ten/com-kouza/top.htm
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【6】◆◇編集後記◆◇
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キョウちゃんの親戚は4年に一度、一族が集る会が催されるという。
実は、明日がその日。明日は熱海に一族が続々と結集するらしい。
一日早く今日、熊本のご両親や御祖母ちゃん、二人の弟さんや従兄弟の
お兄ちゃんも揃って都内に出てくると聞いていたので「会いたかった」
と伝えていたら…さっきご一行様が事務所までやって来てくれた。
なんとも朗らかで素敵な家族に接し、私も出きることなら一族の一員に
なりたいなぁと思ってしまった。
方法は??そうだ、娘を一族に嫁がせるか…(笑)。
aya
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発行者 天川 彩
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