2004/ 4/09━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆   TEN's magazine 第113号   ☆★☆   
 
  

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こんにちは!天川 彩です。
アラスカから戻ってきました。いや〜美しかったです。
大自然の圧倒感は、ただただ息をのむばかりでした。

さーて、メルマガ読者の皆様に速報です!
今回、アラスカに行っていたのは、南東アラスカ先住民族・クリンギッ
ト族の友人、ボブ・サムが6月来日し、東京の一カ所限りの公演ですが、
イベントに出演してくれることになりました。
ワタリガラスの神話や彼の世界観、そして日本人との深い関わりや精神
性など、ゆっくりと彼自身の声で語ってもらおうと思っています。
詳しい情報は、また後日のメルマガでお知らせいたしますね。

それから、日本にも素晴らしい大自然はまだまだあります。
特に今回皆様にご案内している奄美大島は、世界に誇れる大自然の宝庫。
でも、現在のところ、広く一般向けの観光エコガイドしかないようで、
奄美大島の魅力を十二分に堪能するには、地元の達人と出会うしかない
状況です。
今回のツアーは、はっきり言って通常の旅行会社が募集する奄美旅行や
個人旅行で行っても、体験できないことばかり。
なぜなら、なかなか出会えない地元の要人たちが、あますところ無く、
奄美の魅力を案内してくれる極上の大自然堪能ツアーだから。

施行日が連休明けということもあり(この日しか私の都合がつきません
でした)まだ、迷っている方も多いかと思いますが、絶対「来て良かっ
た〜!」と心から満足してもらえること請け合いです!
こんなツアー、もうなかなか提供できません。
迷っている方、思い切って一緒に大自然の中で遊びましょう!

そうそう、昨日名古屋タイムズという新聞で大きく私の童話詩ライブの
ことが取り上げられました。新聞の半面全部に写真3枚も使われている
ので、こっぱずかしいです。

さーて、私は休む暇もなく(?)今日これから再来週までずっ〜と出張
になります。京都→奈良→和歌山→奈良→京都→名古屋(童話詩ライブ
です)→和歌山→奈良。ホント体力勝負だわ。。。
と、いうわけでメルマガは各地から配信いたします。


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様=====「出発点に立ち戻ろう」
2・天と大地に感謝する旅===「奄美大島ツアー」
3・TEN占い======== 今週は「トランプカード」占い
4・おすすめイベント=====「夫・星野道夫と見たアラスカ」
5・童話詩ライブ=======「月goto名古屋」いよいよ来週
6・編集後記=========「ひとりごと」
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【1】◇◆コラム・風の文様◆◇
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■「出発点に立ち戻ろう」

先月末の、熊野・高野山ツアーの折り、熊野の達人である友人にガイド
をお願いした。移動の際、折に触れて様々な話をしてくれたのだが、そ
の中でも特に印象的だったのが、迷い道に入った時の対処法だった。

「向かう道がわからなくなった時には、出発点をもう一度思い返してみ
てください。きっと最も大切なものを思い出すはずですよ」と彼は笑っ
た。

先週、5日間ほどアラスカに行っていた。
理由は、ボブ・サムに会うためだ。

今年の1月にメルマガにも書いたが、今年、私は大きく前進した。
様々な人たちに感謝しながら、そこに至るまでの全てにも感謝したかっ
た。そして、今までの私に一つの区切りをつける為、イベントをしよう
と思ったのだ。
私は97年、ガイアシンフォニー第3番の上映を観た時、アラスカ先住
民族のボブ・サムによるワタリガラスの神話を聴いて意識が大きく変革
した。以後、幾度も彼と会っていたのだが、2000年の明治神宮での
イベントを境に、彼と会わなくなってしまった。
彼が日本人社会の中で急激に持ち上げられ、彼自身の柔らかな波動を感
じることができなくなってしまったからだ。

そして彼自身も、日本と関わった様々なことで、心に傷を負っていた。

私がボブにどのように連絡しようかと悩んでいた時、星野直子さんが彼
のメールアドレスを教えてくれた。
そしてボブとも古くからの友人である、私の友人に長いメールを翻訳し
てもらい、彼とアラスカで会えることになった。

実は、私は世界中旅をするのに英語がほとんど話せない。
通常は、どうにかなってしまうのだが、今回の旅だけはしっかりと話さ
なければいけないことが沢山あった。
通訳として、誰と一緒にいくべきなのか悩んだ。が、最終的に私は、キ
ョウちゃんを選んだ。彼女は英語は決して流暢とはいえない。
しかし、私が彼に何を伝えたいのかをきっと的確に理解して、伝えてく
れると確信していた。

飛行機を2回乗り継いで、ボブの生まれ故郷であるシトカに着くと、彼
は私たちを待っていてくれた。
私の用件はメールでボブに伝えていたので、さして説明は必要とはして
いなかった。
ボブと話し始めた時、彼の背後にワタリガラスがとまった。私たちは、
目を見合わせて、この再会が必要であったことを互いに確信したのだ。

翌日、私たちは彼が長年かけて掃除をした墓地を歩き、森の中をゆっく
り歩いた。
そして、かつてクリンギット族の人々の聖地だったという場所まで行く
と、多くのワタリガラスが一斉に私たちを見た。
とてもスピリチュアルな時間で、私たちは皆魂で会話していた。
その日の夜、彼は孤独な心の内を話してくれた。
そして、ボブはキョウちゃんの底抜けに明るい性格に癒されたのか、彼
女を一緒に連れてきたことを心から感謝してくれた。
キョウちゃんも、ボブと出会えたことが幸せのようだった。

しかし、その後シトカを後にして別の場所に移動すると、複雑なアラス
カ先住民族の社会構成でのワタリガラスの立場や、様々な人の心の機微
からくるボブへの反感の思いを多々耳にした。
あまりにも、そのような話を聞くにつけ、キョウちゃんは迷い道に入っ
てしまった。
私は「出発点に立ち戻ろう」と彼女に言った。

すると、みるみるうちに彼女の肩の力が抜けていくのが伝わった。

人は、誰しも様々な面を持っている。
だから、人と出会った時、その面を見てどんな人物か判断する。
しかし付き合っていくうちに、どんどんその印象が変わっていく。

私は人の評判は、あまりあてにしない。
やはり、その人自身の心や魂と触れて、感じて判断していこうと思っ
ている。

ボブは、この数年間ほとんど日本人との関わりを絶っていたという。
あまりに持てはやされて、変わっていった自分が嫌になり、もういち
ど自分自身を見つめ直していたそうだ。
しかし、彼は今、原点に立ち返り、深く日本のスピリットを再確認し
たいと願っている。

私はそんな彼と、今このタイミングで再会出会えて本当によかった。

今年6月、彼と再び日本で素晴らしい時間を共有できることを私は確
信した。


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【2】◇◆天と大地に感謝する旅◆◇
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天と大地に感謝する旅  Walk13

 〜マングローブの森と龍宮の海をゆく 〜
『東洋のカラパゴス・奄美大島の大自然と遊ぶツアー』 

〜手つかずの大自然と思いっきり仲良くなるツアーです!〜

2004年5月6日(木)〜9日(日) 3泊4日
118、000円 (羽田発着)

その他の地域から発着希望される方は、お問い合わせください。
(関西や九州方面からの参加は若干お安くなります)

奄美大島は、天然記念物の宝庫。

今回のツアーは、この大自然と目一杯遊ぶことを目的としたプログラム
です。若葉が輝くマングローブの森。今回は特別に時間枠を外してもら
ったので緑のトンネルを心ゆくまでカヌーで遊べます。また、本場、大
島紬の観光泥田ではなく、実際に作業をしている染め場で泥染めにも挑
戦します。

夜森の散策は、奄美大島在住のミステリー作家であり、奄美野生動物研
究家でもある鳥飼否宇氏が特別にガイドしてくれます。
そして、どこまでも透き通った青い海を案内してくれるのは、海の達人
トメさん。日本の海とは思えない、熱帯魚と珊瑚の世界をシュノーケリ
ングで思う存分楽しみましょう。オプショナルでダイビングもできますよ。
どこも地元の人たちに、こっそり教えてもらった、極上のスポットばか
り。この機会を逃したら、こんな凄い奄美大島には、なかなか出合えま
せんヨ!。

申し込み・行程などは
http://www.office-ten.net


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【3】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。

                          
今週は[トランプカード]で占ってみました

2004年4月10日(土)〜4月16日(金)までのあなたの運勢

<1月生まれ>
友達の間に分け隔てをしてはいませんか?どの友人もあなたにとってと
ても大切な存在のはずです。今一度あなた自身の態度を見直して見まし
ょう。

<2月生まれ>
今週は独力で切り開いていく週となりそう。人を当てにせず、自分で切
り抜けていきましょう。そうすることで素晴らしい人の出会いが生まれ
てきそうですよ。

<3月生まれ>
旅行運のいい時です。今まで行ってみたかった所に行くと、よいことが
ありそう。何かに行き詰っている人は田舎に帰ってみるのが吉。

<4月生まれ>
結婚運が最良の週です。パートナーがいる人は、とても幸せな時間が過
ごせそう。いない人は、新たな恋人出現の可能性も。

<5月生まれ>
迷っていることがある人は、今週答えが出そう。ただ、仕事上のミスは
起こりやすいので、神経を使ってね。

<6月生まれ>
今週は残念ながら、ついてない一週間となりそう。失敗や裏切りなどで、
心を痛める可能性も。ただ、あなたなら必ず奮起して立ち直ることが出
来ます。時を待ちましょう。

<7月生まれ>
衝動的な行動をとってはいませんか?なるべく慎重に考えてください。
感情に任せたまま動いていると、孤立してしまうかも。

<8月生まれ>
喜びと不安が交差する一週間となりそうです。今週はしっかりと大地に
根をはって下さい。ただ家庭運やビジネス運はラッキーな週となりそう
ですよ。

<9月生まれ>
今週はリーダーシップを発揮する週となりそう。自分を信じてやりとお
せば、周りから認められていきます。

<10月生まれ>
今週は残念ながら悲しいニュースが入ってきそう。また人間関係でもト
ラブルが起こりそうなので言動には注意して。

<11月生まれ>
様々な話がまとまっていきそう。また、家庭運も大変いい状態なので、
家庭の中で笑いのたえない一週間となりそうですよ。

<12月生まれ>
幸せは多くの人と分かち合いましょう。また友達を大切にして。今週は
思いもよらない友達から喜びのニュースを受け取りそうですよ。

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【4】◇◆おすすめイベント◆◇
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写真家・星野道夫の横で、
直子夫人はどんなアラスカの風を感じてきたのだろう…

★「夫・星野道夫と見たアラスカ」★
  スライド&トークショー

    お話 星野直子さん   

開催日:2004年5月20日(木)
時 間:昼の部 12:00開場 13:00開演 
    夜の部 18:00開場 19:00開演
    *昼の部に限り未就学児・託児あり
    (要事前予約・先着20名)
会 場:カメリアホール(亀戸文化センター3F)
    JR総武線「亀戸」駅北口・東武亀戸線「亀戸」駅 徒歩2分
料 金:前売り2000円   当日2500円(全席自由)
   (前売りで満席になった場合は、当日券の販売はいたしません)
聞き手:天川 彩


アラスカを愛し、またアラスカから愛された写真家、星野道夫。
96年、カムチャッカ半島で熊の事故により、この世を去るまで、
最愛の妻、直子夫人と過ごした3年間は、彼にとって、一番人間として
充実していた時間だったのかもしれません。
「夫、星野道夫の仕事を、そのまま何色をも付けずにお伝えするのが
私の仕事です」という直子さんに、貴重な星野道夫のスライドの説明と
アラスカで共に過ごした生活や、一緒に見てきたもののお話を伺いたい
と思います。
                        
チケットお申し込みの方には、星野道夫さんの写真入りチラシも同封し
ています。

詳しくは
http://www.office-ten.net


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【5】◇◆童話詩ライブ◆◇
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いよいよ来週から始まります!

名古屋方面の方、お待ちしております!

 天川 彩〜大人のための童話詩ライブ

『月goto名古屋』 〜月一度の名古屋ライブ〜

2004年4月18日(日) 撞木館(しゅもくかん)

(名古屋市東区撞木町2−18) 
開場13:30 開演14:00     
前売り2,000円 当日2,500円 


会場は、毎回地元の魅力ある空間を選択しています。
今回は名古屋の指定文化財で大正時代の邸宅「撞木館」。
ここの洋館で、童話詩ライブを行います。

詳しくは
http://www.office-ten.net

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【6】◆◇編集後記◆◇
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今年に入り、ずーっと高いテンションを保って仕事をしていたのだが
ふとしたことから、少し精神的に疲れることがあった。
と、途端、私は全身が急激にだるくなって、起きることもままならなく
なってしまった。そう…私は疲れていることに気がついてしまったのだ
(笑)。
今から「GWくらいは、ゆっくり休むぞ〜!」と皆に宣言している。

                          aya

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発行者   天川 彩

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