11月2
日(

午前10:30 関西空港集合。
専用車で神々の棲まう蘇りの地、熊野へと出発です。
この日は、紀伊半島をグルリと巡る熊野古道・大辺路(おおへち)と呼ばれる海岸沿いを南下していきます。

途中、本州最南端「串本」にある、弘法大師の逸話が残る『橋杭岩』等を見ながら、最初の目的地、那智山へと向かいましょう。

那智山には、かつて神武天皇が海から那智の山に光るものを見つけ、そこに神がいると言われた名瀑『那智の滝』があります。熊野三山の一つ『熊野那智大社』や『青岸渡寺』などでお参りを済ませ、 山を下りたら、目の前に広がる雄大な熊野の海をゆったり眺められるカフェで一休み。熊野灘の大自然を満喫してください。

この日は、川底から湯が湧き上がる『川湯温泉』にある、
お料理自慢の宿を選びました。
お料理自慢の宿の女将さん手作りの絶品料理に舌鼓を打ち、
野性味溢れる川湯温泉に浸かりながら、
ゆっくりと旅の疲れをとってください。


◆お泊まり:川湯温泉


11月2
日(

早朝、清々しい気に包まれた『熊野本宮大社』へ向かいましょう。
いにしえ人たちが目指した聖地・大斎原にも参拝した後、宿に戻り、美味しい朝ごはんをいただきましょう。

この日のテーマは原始巨石信仰・イワクラめぐりです。
『速玉大社』の元宮となっている『ゴトビキ岩』や、日本最古の社でもあるイザナミが眠る『花の窟』といった有名な巨石はもちろんのこと、通常のガイドブックやガイドさんにもほとんど知られず、静かに守られているイワクラ信仰の場所へも、いくつかご案内いたします。何処へご案内するかは、行ってからのお楽しみ。

この日の宿は、熊野の山奥にある山小屋の宿を貸し切りにしていただきました。
昔ながらの暮らしが体験できるかまどのご飯囲炉裏を囲んでの鍋など、時空間を飛び越えて、昔の熊野へタイムスリップしたかのような感覚になるかもしれません。

また、この日、近辺の村で秋祭りが行なわれ、県無形文化財に指定されている伝統芸能も行なわれるようです。時間が合えば、ぜひ観にいきましょう。地元料理で満腹になった後は、 満天の星空を眺めながら、語り合うのも素敵ですね。


◆お泊まり:中辺路・山里の宿


11月3
日(月・祝

早めの朝ごはんを頂いたあとは、宿の御主人が村人しかほとんど知ることのないという巨石に連れて行ってくださることになりました。どんな場所なのか楽しみですね。

宿を後にして、この旅最後の目的地としている、大峰山系の聖地中の聖地、『玉置山』へと向かいましょう。熊野の奥の院とも呼ばれ、修験者の人々にとっても神聖な場とされてきました。しかし、修験が開かれるよりはるか昔、神代の時代から、この場所は聖域とされ、玉置神社の元宮とされる『玉石社』には、様々な言い伝えが残されています。

『玉置神社』でしっかりお参りした後は、山を下り、美味しいと評判のおそば屋さんへと向かいましょう。食事を終えて一息ついた後は、紅葉始まる奈良の山を少しづつ下りながら、関西空港へと向かいます。

そこからは、わずか2泊3日とは思えない、ディープな熊野の思い出を胸に、それぞれの地へお戻りください。


◆17:30頃 関西空港                  


※天候・交通事情等の影響により行程が、若干変更する場合もありますので予めご了承ください。