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『古事記のものがたり』
 著者 著者 小林晴明 宮崎みどり 

定価 1500円(税別) 送料210円
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アダムとイヴは知っていてもイザナギ・イザナミの名前を知らない若い世代の人々に、一人でも多くこの本を読んでもらいたいのです。
難解な『古事記』をわかりやすく面白くした本が発売されました。日本神話の神々のみずみずしさ、豊かさ、世界観、宇宙観にぜひふれてください。


<書籍の中身をちょっぴり拝見>

いざなぎ・いざなみ(伊耶那岐の命・伊耶那美の命)
『古事記のものがたり』本文22ページより抜粋。

つぎに『八尋殿』という広い宮殿を建てました。

こうして新居もできあがりひと息ついたところで、いざなぎは、自分自身の下半身に何か不思議なものが、ぷらんぷらんとぶら下 がっているのが気になり、

「おまえの体はどんな風になっているのか?」

といざなみにお尋ねになりました。いざなみは、しげしげと体を眺めて答えました。

「わたしの体はほとんど完成しているのですが、一か所だけ、ぺこん、とくぼんだ『なりなりて成り合わない』ところがあります」

「わたしの体にも一か所だけ、ぽこん、と飛び出た『なりなりて成り余れる』ところがある。そこでどうだろう、お前のくぼんだところに、わたしのとびでたところを差し入れて、国を産もうと思う が、いかに?」

と申されました。

いざなぎ・いざなみはこんな神さま
日本の国を造った祖神。山や水、霧、食べもの、石、木など、あらゆる神を産んだ夫婦神。いざなみの命は、最後に火の神を産んだために大火傷をして死んでしまう(黄泉の国へと旅立つ)。黄泉の国では、死を司る黄泉大神(よもつおおかみ)として現れる。

いざなぎ、いざなみ、を祀る主な神社。
多賀神社(滋賀県犬神郡多賀町)
伊弉諾神社(兵庫県津名郡一ノ宮町多賀)

御利益
縁結び・延命長寿・除災開運

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