宮沢賢治が愛した故郷「花巻」。
そして、民話の故郷「遠野」。
山の神の座する山として信仰を集めている
早池峰山を共に望んだ「遠野」と「花巻」。
柳田國男が100年前
「遠野物語」として、この地に残る民話の数々を紹介し、
日本屈指のふるさと風景も楽しめる遠野では、
ちょうど「どべっこ(どぶろく)祭」という郷土のお祭日にあたります。
カッパ淵、オシラサマ、座敷童子…
懐かしき日本の風景の中を歩く途中、不思議ワールドを見つけるかもしれません。
また、花巻では、宮沢賢治と早池峰をキーワードに巡ります。
宮沢賢治が畑作業をしながら童話を読んだり、
チェロを弾いたりした場所に行ったり…
賢治の作品の中にも登場する、日本屈指の温泉宿に泊まったり…
また、早池峰山の麓まで行き、世界無形文化遺産にも登録された、
早池峰神楽の文化に触れると共に、
宮沢賢治と早池峰という霊山との関わりを学んだり…
一般的な、遠野や花巻への旅行とは一味も二味も違う、今回のこの旅。
日本という国の不思議や底力を、きっと体感してもらえるはずです。
柳田國男を知らなくても
宮沢賢治作品を読んでいなくても
直観力が冴えている方には、
面白くてたまらない旅になることでしょう。
|