『勧進帳』とは…
兄、頼朝に追われた義経一行は、弁慶を先頭に山伏姿になり奥州に向う。
しかし、加賀の安宅という関所で、富樫という関守に何者か訪ねられ、
弁慶は、機転をきかせて東大寺の勧進の僧だと偽る。
弁慶は、持っていた巻物を勧進帳だと演技して朗々と読み上げる。
一旦は許可が下りたものの、今度は荷物もちに疑いが。
弁慶は「お前が義経に似ているからこうなるんだ」と金剛杖で打ちのめす。
そのようにしてまでも、君主を助けようとする弁慶の姿に心を動かされた富樫は、
義経一行だと見破りつつ通す。という話です。
※ 東大寺 松本幸四郎奉納大歌舞伎『勧進帳』公演は2008年10月15日 19時開演
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