美味しいお米の代名詞としてよく知られているコシヒカリ。その中でも特に新潟・魚沼産のコシヒカリが高級品として有名ですが、それはコシヒカリの品種が、一番よい状態で育成する環境が、全て整う環境で育てられている限定品だからです。そんな魚沼も実は4つの地域に分かれており、南魚沼のものが一番よいとされています。更に、南魚沼の中でも、塩沢地区という場所で取れるお米が最高とされています。その塩沢地区の農園さんの中でも、全国食味分析鑑定コンクール・総合部門・特別優秀賞に輝いた農園さんのはざかけ米(天日干し米)。これが正真正銘日本一のお米です。ただ、あまりにも手間がかかるので、農協にも出荷できない生産量だとのこと。

そんな日本一のお米を、丹精込めて作った方々に、直接釜で炊いていただくのは、贅沢の極みです。生涯忘れられないであろう、新米の味、楽しみですね。






秋の田んぼの風景として、昔は当り前だった、はざかけと呼ばれる稲の天然天日干し。しかし、手間ひまがかかるために、今はほとんどの農家が大きな機会で一気に刈り入れから機械乾燥まで済ませてしまうようです。このツアーでは、農園さんの全面的なご協力のもと、日本一のお米を収穫体験する貴重な機会を与えていただきました。めったにない経験です。大自然の中での農作業で、いい汗をたっぷりとかいてください。











「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国であった」というあまりにも有名な冒頭でよく知られているノーベル文学賞作家、川端康成の小説「雪国」は、ここの宿で書き上げたものです。館内には当時のままの部屋を完全保存してあり、タイムスリップしたような古きよき時代をそのまま感じることができます。他にも、与謝野晶子や北原白秋など文豪達にこよなく愛されたこの宿の、一番のおすすめは、なんといっても「卵の湯」と呼ばれている、天然湧出の源泉の温泉。まろやかな湯は、まさに美肌の湯でもあります。すぐ近くには、同じ湯元の共同浴場「山の湯」もあるので、外湯の散策も楽しいかもしれません。


法華経が一文字ずつ刻まれている参道は、踏みしめてお参りすると功徳があるといわれています。そこから「雲洞庵の土踏んだか」という言葉も生まれました。養老元年(717年)に建立された古刹。2009年の大河ドラマ「天地人」の舞台の一つともなっています。