◆1日目

東京駅からまずは、新幹線で越後湯沢まで向います。そこからは農園の方の車で移動。農園到着後、作業の準備を整えて、黄金に実るコシヒカリの田んぼの中で稲刈り作業や稲運び、はざ掛け(稲の天日干し)作業を手伝います。この日のお昼ごはんは、前の週に収穫され、天然乾燥も終えたばかりの出来立て新米を精米していただき、採れたてピカピカの超極上の新米を、これまた特別な釜で炊いてもらうという、スペシャルバージョンでご用意していただくことになりました。

夕方まで作業をした後向うのは、越後湯沢で八百年のお湯を誇る老舗の温泉宿。川端康成ゆかりの温泉にゆっくりと浸かり、美味しい夕食をいただいた後には、映画「雪国」のミニシアターで古きよき邦画の世界をお楽しむのもよし、図書室で本を読むのもよし。思い思いの夜をお過ごしください。





◆2日目

朝食後に向うのは、越後一禅寺・日本一の庵寺といわれている雲洞庵(うんとうあん)です。2009年の大河ドラマに決定した「天地人」の主人公、直江兼継が幼少の頃に学んだお寺で、参道敷石には、一石一字、法華経が刻み込まれています。清清しい禅寺でのお参りを済ませた後は、再び前日お世話になった塩沢の農園に向かいます。この日は、田んぼを見ながら、外で地元のお爺に教えてもらいながらのわらじ作りを楽しみます。新米の脱穀を終えた、コシヒカリの藁で編んだ、自分だけのわらじは、究極の一足。家の中で、スリッパ代わりに履いても気持ち良さそうです

秋の越後の風景を堪能した後は、高速バスで一路東京まで戻ります。