<天と大地に感謝する旅 プレミアム ブータンツアー 報告>
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織音さん

今回、感想を何から書いていいのか悩むくらい、楽しいこと、感動すること、驚くこと、しみじみと感じること、の連続でした。 

どこまでも続く山々や澄んだ川、着物のような民族衣装を着た、日本人のような顔立ちの人々、子供たちのはにかんだ笑顔…、ブータンは、はるか遠い国なのに、不思議なくらい、なじみやすい国でした。ガイドのチェンチョさんの、自国の文化に誇りを持って、くさんのお話をしてくださった姿や、お寺で真摯にお参りされていた姿が、心に残っています。ブータンの人々は、信仰が生活に深く根ざしていて、みんなで助け合って生活していること、そんな大切な文化をしっかりと守る国の政策があるので、安心して生活していることがわかりました。 

民族衣装のキラを着て歩いたり、山道を歩いてお寺にお参りしたり、現地の人がするように、世界中の人々の幸せを祈ってみんなで旗を掲げたのも、いい思い出です。もちろん、いいことばかりでなく、トイレやシャワーのことで日本では考えられない珍事件(笑)も、ありましたが、それも含め、忘れられない旅になりました。いつかきっと、またブータンに行きたいです。 

今回の旅行は、ブータンの文化を学びたい、土地の人とふれあって楽しみたい、という思いで企画され、そして旅行中も、彩さんや皆さんが、ガイドさんや運転手さんに熱心に質問したり、地元の人に話しかけたりして、よりいっそう楽しく充実した旅になったように思います。私は一人で参加し、はじめはとっても緊張していましたが、皆さんのおかげと、ブータンの人々のおかげで最高の旅行ができました。本当にありがとうございました。 

(織音さん)


                            




  
M.F.さん

ブータンツアーに参加してきました!
ブータンも以前から行ってみたいと思っていた国でしたが、
募集期間も短く迷ってたのですが参加して本当に良かったと思っています!
以前にツアーでご一緒したことのある方との再会があったりで
ツアーが始まった直後からワクワク倍増の旅となりました。

ブータンのパロ空港でお迎えくださったガイドのチェンチョさんは
流暢な日本語を話すイケメンガイドで、一気にテンションUPなのでした♪
シャイでちょっぴりお茶目なドライバーのシェラップさんとともに
ブータンにいる間私たちのお世話をしてくださいました。
チェンチョさんは仏教にも詳しく、日本の時代背景を加えて
解りやすいように説明してくださいました。

民族衣装のキラを購入し、着せて頂いたりとても素敵な体験ができました♪
また、峠を越えるのに途中トイレが無く・・
ナチュラルトイレ!の初体験です。野牛に混じり草むらで、、、(笑)

仏教国のブータンは、チベット仏教(密教)を色濃く残している仏教なんだそうです。

「ルンタ」や「ダルシン」があちらこちらで目に留まります。
5色に彩られ小さめの旗のようなものは「ルンタ」といい
チベットで言う「タルチョ」とほとんど同じもののようです。
ルンタというのは、「風の馬」と言う意味で、
印刷されたされた経文の中に、宝珠を背負った馬の絵が描かれていたり!
ルンタが風に一回はためくたびに、その経文を一回唱えたことになるのだそう。
すべてのものの為に祈られるのです。

ブータンでは、帽子も飛んでいってしまいそうになるほど風を感じていました。
ルンタも強い風を受けて勢いよくひるがえり、
風が吹くたびに目に見えないけれど、祈りの言葉で埋め尽くされているようでした。

ルンタともう一つ「ダルシン」があります。
竿に長細いはたがついているようなもの。
こちらも経文がかかれていて、白いものは無くなった方のためのもの
色のついているものは生きているもののためだそう。
ブータンでは、祈りが身近にあるのだと強く感じました。

ブータンの方のハニカミ笑顔に癒されました♪
今回は西ブータンを数箇所廻っていますが、
中央や東ブータンにも訪れてみたいと思いました。
参加できたことに感謝しています。

(M.F.さん)






ふみこさん

「幸せの国・ブータンを巡るツアー」の思い出

パロの空港に着き広々とした空を見上げまわりの山に点在する民家を見たとき「あーブータンにきたんだな」と実感しました。信号機ではなくお巡りさんによる交通整理、郵便局で切手を貼るための糊が空き缶に入れてあったこと、しかもアイスの棒のようなものを添えて、また、急斜面を耕す農夫の姿やあちこちに見える風にはためくダルシンとルンタ、チェレラ峠越えの道路脇に群生していたサクラ草、パロのホテルから見下ろすパロの市街地や田園風景の何とさわやかだったことなど、どれも忘れられない思い出です。

 でもこの旅で一番印象に残ったのは、何といってもブータンの人たちの笑顔、はにかんだ笑顔でした。特に美術学校を訪問したとき出会った障害を持った青年の笑顔は忘れられません。彼は両手麻痺、足にも障害があるように見えましたが片方の足で丸い木の板を押さえもう片方の足で木彫りをしているのです。他の健常者の同級生と全く変わらない作業を、隣の生徒とニコニコ話したりしながら。別れ際「バーイ」と手を振ると何と彼は満面の笑みをたたえ片足をあげて必死に足を振り続けるのでした。わたしはこの彼の姿に感動、これが「幸せの国」「GNPよりGNH」といわれる所以なのだと思ったものです。

また、私たちの車が通ると必ずといっていいほど登下校中の小学生がお辞儀をしてキラキラした瞳で手を振る姿や一緒に写真をと頼んだときみせた少年僧のはにかむ姿、ドライバーのシェラップさんのはにかんだあの笑顔など、とにかく人々の笑顔、はにかむ姿が忘れられない旅でした。

 ブータンの人々の笑顔と共に旅の仲間の彩さん、みよちゃん、かよちゃん、おりねさん、高木さんの笑顔もステキでした。パワーをもらいました。ありがとう。

(ふみこさん)




高木さん

楽しく充実した旅をありがとうございます。
机の前に座るとあの三階建ての家とまっすぐな旗の群立と、
山上まで整然と耕作されたブータンの景色が蘇ります。

教育費が大学まで無料、病院の治療費も無料(外国の人も)。
僧となる修行も国が援助。
家建築の土地も提供。
しかし税金は一般的に5割を超え(農業従事者無料)る等々。

わずか一週間の旅でしたが、百聞は一見にしかずの感を強くしました。

趣味の短歌をいくつか作ったので書き足します。
(短歌は旧仮名遣いで表記しました)


・死者のため 百と八つの旗立てし山の中腹 風吹きめぐる

・桜草 斜面覆ひて咲きみつる 死者の眠りの旗をめぐりて

・万国の 人の幸せ祷るとぞ 橋にかけたる旗、旗、旗

・じゃがいもの 薄紫の花揺るる 横なほ登る小型のバスは

・国に守られ僧となりゆく少年か ほら貝を吹く授業もありて

・山深き 僧院の中大いなる 釈迦像守る青年は佇つ

・並びたる 銀の飾りをわが胸に 吊るさんと買ふ少年僧より

・居ながらに チェレラ峠を越へ行くは 神を畏れぬ心かと思ふ

・ブータンに 骨を埋めし西岡氏の 白きチョルテンに我も手合はす

(高木さん)