≪出演者Profile≫
 
金田一秀穂】
✳︎講話「知里幸恵と金田一京助が残したもの」
✳︎座談会
1953年東京都生まれ。
祖父・金田一京助(言語学者)、父・金田一春彦(国語学者)に続く、日本語研究の第一人者。
上智大学文学部心理学科卒業。

1983年東京外国語大学大学院修了。日本語学を専攻。その後、中国大連外語学院、イエール大学、コロンビア大学などで日本語を教える。
ハーバード大学客員研究員などを経て、現在は杏林大学外国語学部名誉教授、政策研究大学院大学客員教授。
親しみやすいキャラクターでテレビ出演も多く、「NHK日本語なるほど塾」で『ようこそ!言葉の迷宮へ』、「世界一受けたい授業」「雑学王」「Qさま」など、お茶の間でも親しまれながら、日本語の魅力を伝え続けている。
主な著書に、『適当な日本語』(アスキー新書)、『「汚い」日本語講座』(新潮社)、『ことばのことばっかし』(マガジンハウス)、『お食辞解』(清流出版)、『オツな日本語』(日本文芸社)『金田一家、日本語百年のひみつ』(朝日新聞出版)など
   
【木原仁美】
✳︎朗読「アイヌ神謡集 序文」
✳︎座談会
1974年 登別生まれ。千葉県佐倉市在住。専修大卒。
「知里幸恵 銀のしずく記念館」三代目館長及び
「東京・アイヌ文化交流センター」所長代理兼任。
知里幸恵さんの功績を伝える記念館の設立に尽力した、幸恵の姪・故横山むつみさんと漫画家・横山孝雄さんの長女。幼少期に登別で過ごした後、家族と共に東京へ。
両親が「関東ウタリ会」の活動をしていたことから自宅は事務局となり、幼い頃からアイヌの文化が交流する中で育つ。中学3年のとき中川裕・千葉大名誉教授のもとでアイヌ語を学びはじめ、2008年『アイヌ神謡集』の序文をアイヌ語で翻訳。
知里幸恵さん、アイヌ神謡集、そしてアイヌ文化全般を広く人々に伝える為、日々活動中。
   【スズサップノ良子】
✳︎ユーカラ語り「アイヌ神謡集」より
✳︎歌『永遠(トワ)の謡』
北海道新冠生まれ。北海道千歳市在住。
千歳アイヌ協会副会長。アイヌ伝統歌唱家。2021年アイヌ語弁論大会/口承文芸部門 最優秀賞。本名・山田良子 スズサップノは曽祖母のアイヌ名
『アイヌ神謡集』のCDなども手がけるなど著名なアイヌ文化継承者であり、北海道ウタリ協会功労賞やアイヌ文化賞も受賞した故・中本ムツ子を師に持つ、現代におけるアイヌユカラ(叙事詩)語り手の第一人者。
  
2007年〜2009年北海道大学アイヌ先住民研究センター研究員として世界各地の先住民族と多数交流。以後、アイヌの唄を中心に文化発信活動の幅を広げ、子ども向けアイヌ文化授業も多数行う。
2020年 育樹祭 秋篠宮殿下御前にて伝統唄披露。同年、フランス ドキュメンタリー映画 [till tomorrow] 出演。
他に札幌ドーム・ラグビーワルドカップpre-game-performance、Tokyo オリンピック2020 公式プログラム舞台、レバンガ北海道ハーフタイムパフォーマンス、野田秀樹舞台 「東京キャラバン」、2023 札幌雪祭り六花の祈り、G7 環境相会議 in 札幌レセプション等において、アイヌ舞台のメインヴォーカルとしても活躍。
   
【舞香】
✳︎座談会
東京都生まれ。長野県阿智村在住。女優。
2004年ユニット「ムカシ玩具」でE-1グランプリ全国大会に優勝。2006年舞香一人のプロデュース劇団として活動開始。中原中也、宮沢賢治、金子みすゞの三人の作家の詩と人生を綴った一人芝居作家評伝劇三部作を発表後。
2008年「アイヌ神謡集」の著書である知里幸恵の生涯を描いた一人芝居『神々の謡』を発表。大絶賛され、ライフワークとして北海道をはじめ各地で15年に渡り上演を続けている。2012年からは、NPO法人犬猫みなしご救援隊と共に『置き去りにされた命』『キミの手のなかの命』も上演。長野県阿智村に拠点を移してからは、村民と共に村民劇プロジェクトも行っている。
 

【天川 彩】
企画構成 ✳︎ナビゲーター
北海道北見市生まれ。東京在住。
作家・プロデューサー。
大手音楽プロモーション会社、新聞社系情報誌記者等を経て、1996年ラジオドラマシリーズ(朝日放送)で脚本家デビュー。自然派プロデューサーとして数多くのイベント等を手がけ、また作家、コラムニスト、映像監督、フォトグラファーとして多岐に活躍。1998年自然の叡智と命の尊厳をテーマとした企画事務所「オフィスTEN」を設立。
国内外の古層文化や先住民族の叡智などを25年に渡り伝え続け、近年は、平和の民と呼ばれるアメリカ先住民族ホピ族の専門店やカフェなどの経営といった多角的な方法で、それらのコンセプトをプロデュースしている。
著書には、映画・TVドラマ化もされた『タイヨウのうた』(ソニーマガジンズ)などの小説の他、『熊野 その聖地たる由縁』(彩流社)や『HOPI  平和の民から教えてもらったこと』(徳間書店)などがある。
「アイヌ神謡集」に関しては、25年前、あるアイヌの女性から聞いて知り、たまたま文京区・本郷にあった金田一京助邸が事務所近くだったこともあり、長年に渡り、知里幸恵と金田一京助の功績を静かに伝えて続けている。


   
 このページのアイヌ文様は『アイヌ文様フリー素材【モレウ】』 様よりお借りしています
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