日本神話の中で、神様が天より下るいわゆる天孫降臨の地として選んだのが、高千穂
この地には、神話に基づいた場所が数々あります。
高千穂の魅力はなんといっても、神様と共に生き、神楽を守る里山の人々の暮らしの中にあります。
高千穂の知られざる神社巡りや、里山巡り。夜神楽を観賞した後は、
岩戸伝説が残る地で、岩戸温泉にも入ります。

ツアー2日目は高千穂の神話の里を丸ごと体感してください。




『高千穂神社』

緑の鬱蒼とした森に囲まれ、
階段を1段づつあがっていくと、
木々に囲まれた高千穂神社があらわれます。
まずは高千穂の大地と神様に、ご縁をいただいた
感謝の気持ちで正式参拝。
ご挨拶を済ませたら、
神話の里の神々に会いに行きましょう。



『荒立神社』
地元の人たちにとても大切にされている神社。
お祀りされているのは『猿田彦さま』と『天うずめさま』
二人が結婚され、住まわれた場所と言われています。
木槌で7回たたいて願い事をすると願いが叶うなど
古くからの言われもあり。
ひっそりとたたずむ神社に神気を感じます。

近くには神様が最初に地上に降り立ったといわれる
『くしふる神社』やこんこんと木の根本からわき出る
『天の真名井』など、神話に登場する場所が
あちらこちらに点在しています。
もちろんツアー中、立ち寄りますよ。

『天安河原の仰慕窟』
天照大神が岩戸にお隠れになり、この世の中から光が
消えた時、困り果てた神様達が集まって
神議をした場所と伝わるのが、ここ。
その名も天安河原。河原にたどり着くまでの、
ほんのちょっとした川縁散策も気持ちがいいですよ。







『棚田』

今回、特別にご案内してくださるスペシャル案内人に
高千穂のとっておきの風景を教えていただきました。
風に揺れる棚田の苗はまるで緑色の絨毯のようです。
バスからゆっくりと里山の風景をお楽しみください。
『祈りのこころ』

スペシャル案内人とっておきのルートでバスを走らせると、
普通の観光ルートとはひと味もふた味も違った景色が、目の前に
広がってきます。急峻な渓谷、足を踏み外せばまっさかまさに
落ちていきそうな崖。こうした過酷な場所にも里山の
人の手で美しい田が作られいます。

自然の恩恵を受けると同時に、
台風や崖崩れ、こうした自然の恐ろしさも十分に
知り尽くしているからこそ生まれる里山の人の信仰心。
村の境や、路地、こうしたところにひっそりと里山の神様達が
祀られていますので、バスからよーく見てみてくださいね。


『巨石のある村』

高千穂在住のスペシャル案内人、とっておきのご案内。
細い道を山へ奥深く入ってある集落をめざします。
村へ近づくほどに目に付く巨石!
しかも一つや二つではなく、田圃の中にも家の庭にも
見渡すところ、いたるところに巨石がどんと居座っています。
これを自然なことと受け入れている村の人々の笑顔も
これまた素敵です。






『高千穂の夜神楽』

高千穂神社の境内で行われる夜神楽。
村の人々が持ち回りで演じられ、
神話への世界と誘われます。

高千穂の夜神楽は、天照大神が天の岩戸に
隠れられた際にアメノウズメの命が岩戸の前で
おもしろおかしく舞ったのが始まりとされています。



『高千穂峡』

遠い太古の昔、阿蘇山が2回噴火したときに流れ出した
溶岩流と五ヶ瀬川の冷たい水によって形作られた谷。
現在ボートでその険しい谷から流れ落ちる滝の
すぐ近くまで行くことができます。
ツアーでは3日目の朝、行く予定です。
ボートに乗っててみたい方、ぜひお試しください!
もちろんゆっくり散策されたい方も
自由に朝の時間を高千穂峡で過ごしてください。

 
 

岩戸屋』

天岩戸神社の東宮のお隣にある岩戸屋さん。
ご家族が一生懸命、旅のお世話をしてくださいます。

  
◆その3:岩戸屋の『心づくしのご飯』
2泊目にお世話になる『岩戸屋』さんご飯は、夕食も朝食も
食べきれないほどの量で、しかもおいしい!
さらに夜、神社でお神楽を見た後、岩戸温泉で一汗流して
宿に戻ると、なんとお夜食まで用意されてました。
とにかくすべて、おいしいです。